『ぶッ愛してる』
福留茜
2019.11.29 - 2019.12.1
space : EAST301
福留茜さん(@yutorigirl27) の個展『ぶッ愛してる』が開催中!!
アーティスト自身も思い入れのある2019年の原画作品が一堂に展示されています。福留茜さんの作品を知る方もまだ知らない方も、ぜひお見逃しなく!!
デザインフェスタ、ギャラリー でハイペースに作品を発表しつづける福留茜さんの最新の個展が開催中!!
夏の個展以降の新作品を含む、原画から発信される痺れる出会いをデザインフェスタギャラリー で。
展示作品を一部だけですがご紹介します!
ブログ筆者(32才/男性/独身)はこれまで何度も福留茜さんの作品を拝見してきたそのファンの一人。
毎度、その世界に魅了され、揺さぶられています。
今回は最新作を含む原画展。さまざまなサイズの作品が展示されています。
本ブログでは、展示作品のほんの一部で申し訳ないですが、筆者が心動かされた作品をご紹介させていただきます!
終電間際の2人。
車両の中から手を振る女性に「君を連れて行くな」と声をかける
その瞳には女性が映っています。
なんという状況、胸が締め付けられます...。
作品は覗き込めば覗き込むほど、作品のあちこちに散りばめられたドラマや心情、ユーモアの発見があります。
朝陽が燦々と差し込む洗面台。
歯を磨く彼女は朝のルーティーンをこなしながら、あいつの歯ブラシを見つめます。
作品を見ているとまるで自分が鏡の前の彼女であるかのような感覚におちいります。
福留茜さんの作品は、見る人の逞しい想像と深い共感と、時には分かりすぎることによるつらさを引き起こすかもしれません。
それは同時に福留茜さんの作品が見る人の記憶や感情や意識を刺激するその証拠でもあると思うのです。
ふたりで一緒に撮った写真は時計とハサミに切り離され、
ふたりは別の街で別の人と手をつないでいます。
作品を鑑賞したあとには、まるでほろ苦い恋愛小説を読み終えた後のような空気に包まれた自分がいました。
彼女に一体何があったのでしょう。
見る人はきっとさまざまなことを思い浮かべるでしょう。
溢れる涙に慌てるベン・ロック・マーティンが作品にちらりとユーモアを添えていました。
ステッカーサイズの作品も豊富でした。
お気に入りの一枚をぜひ手元に!
福留茜『ぶッ愛してる』は12/1までの開催。
ぜひあなたを揺さぶる一点に出会ってください。お見逃しなく!
福留茜 Webサイト:
http://www.azusv.com/yutorigirl/
>>展示スペースの詳細はこちらから
staff shimada