ridiculous
『ridiculous主催映像展「ao」』
2021.8.7 - 2021.8.9
[ EAST 302 ]
映像作家集団『ridiculous』が主催の映像作品展が初開催いたしました。ridiculousのメンバー3名に加えて4名の作家さんが参加されています。それでは展示の様子をご紹介いたします。
ridiculousのメンバーは、主宰のmatsu"KING"shoyaさん、横川結貴さん、橘谷友香さんの3名で結成されています。各分野のプロが集まったグループで、映像作品のクオリティのみならず空間作りまで、洗練された展示となっています。
センターのスクリーンでは参加者全員の映像作品が順番に上映されており、短いもので3分弱、長いもので10分ほどあり、席に座ってゆっくり鑑賞できます。本展示は『ao』がテーマとなっており、各々が思い描く青色の世界観を表現されています。
センタースクリーンの両サイドには各作家の紹介ビジュアルが並んでいます。そこにはQRコードが貼られており、作品が観られる専用サイトに繫がっています。ご自身のスマートフォンで鑑賞も可能となります。
共通のテーマ『ao』で制作されていますが、やはり表現の仕方は各作者によって全く異なり、涼しげで爽やかなイメージやネガティブでマイナスなイメージなど、青色の無限の可能性を感じることができました。作中で着ていた衣装も展示されていたりと、配信で観る時とは違った展示会ならではの楽しみも味わえます。
社会的なモノの見方や個人の内面、過去未来への意識など、どの作品も深いメッセージが込められており、全作観終えると自身の人生を振り返って考える時間へシフトしていきます。真夏の暑い日々にもぴったりな作品が揃っていますので、ぜひ鑑賞していただきたい展示です。また次回の展示が楽しみでもあります。
【 作家一覧 】
・中村諭律 /「LOST IN BLUE」
・長谷川アスガル /「もしもこの世界から青がなくなったら」
・上田大介 /「アオ」
・橋本顕 /「一夏の青」
・オカルトバラエティ"OCCULTY"横川結貴 /「廃墟×AR水族館『世界で最も浅い海中遊泳-Shallowest Ocean-』」
・橘谷友香 /「INSIDE ME」
・matsu"KING"shoya /「溺れる」
ridiculous
https://twitter.com/ridiculous_film
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[ EAST 302 ]
staff:Chi