minuit
『『minuit』-夢にナイフを突きつけた時、私の朝は沈む-』
2021.7.24 - 2021.7.30
[WEST 2-B,2-C]
10名の作家による水色をメインにしたグループ展『minuit-夢にナイフを突きつけた時、私の朝は沈む』が開催しています。コンセプトは『夢』『夜』です。系統が様々な作家たちが集まっているので、それぞれの表現をお楽しみいただけます。
メルスフェルラ
プリザーブドフラワー、ドライフラワーを用いて、ブライダルやインテリア装飾用立体作品を制作されているメルスフェルラさん。
窓側の日当たりの良い場所に並んでいるお花は、優しく穏やかな気持ちにさせてくれます。
マリンメイズ
土から咲いた顔になっているお花の表情、それらの繊細な描写の中に隠されたメッセージは、見る側に非日常的で刺激的な時間を与えてくれます。
ふみともこ
ふみともこさんにより、憂鬱と青というイメージで表現された女の子のイラストが並んでいます。
薄く儚い夢のような非現実的な世界に誘ってくれるのかのようです。
水で濡れている箇所の表現力に圧倒されます。優しく繊細な筆触とラメ入りの絵の具とが組み合わさった少女たちが、それぞれ違う表情を見せてくれます。
https://www.instagram.com/sonore_garden/
あっぱとっぱ
『あっぱとっぱ』は地元の方言であたふたしている状態という意味なのだとか。
好きなもの、キラキラしてどこか懐かしいという気持ちを大事に、日常にある身近さを混在させ可愛らしく個性的なアイテムを制作しているあっぱとっぱさん。
今回の展示では、展示スペースのひと隅を生かして、夢のようなクロゼットが演出されました。
まつしたるな
DFGでよく個展を開催していただいているまつしたるなさん。今回のグループ展では主催を務めています。
優しいタッチのアクリル原画とパステルカラーの色合いが印象的で、いつも優しい気持ちを感じさせてくれます。
今回の展示では、まつしたるなさん自身の心理状態を抽象画で表現した作品と
日常で強く心を動かされたモチーフを様々な画材で表現した作品が並んでいます。
心の中の感情を淡い水色とミクストメディアで表現した凸凹の部分は、動きを感じたり、何かを伝えようとするようにも見えてきます。
三鷹
ゆーあっと
様々な女の子たちの姿を描いているゆーあっとさん。ライブハウスでのライブペイント活動も行われているのだそう。
今回の展示では、青ベースのイラストと星、お花で演出した透明感のある空間となっています。
左藤にしき
アクリル、インク、色鉛筆、コピックマーカーなどの画材を使って青がモチーフの作品を制作する左藤にしきさん。キラキラした星屑と蝶々による優雅な空間が印象的で、レイアウトによって蝶々が色々な場所に飛んでいくような、全ての作品は繫がっているように見えてきます。
Risako Fuji
「日常がもっと煌びやかになるように」をテーマとしてアクリル絵の具を用いて絵を描いているRisako Fujiさん。
作品全体的に金色と銀色、ベージュの組み合わせで凛とした空気感を感じます。
稀
https://motion-gallery.net/projects/minuit_10
【展示スペース:WEST 2-B】
staff jessie