『こんにちわ - 彩・所・触 -』
アズサ・ミカミ、杏奈・メロディー・原田
2019.8.5-2019.8.7
[WEST 1-B]
インスタグラムで出会ったという二人。
そんな二人による展示『こんにちわ - 彩・所・触 -』が開催中です。
自身の身体や自身を取り巻く世界の不完全さを、こんにち”わ” が ”は”でないことにフォーカスし、不完全さからくる日々の違和感を作品として表現、昇華された本展示。
写真とともに会場内の様子をご紹介します。
コラージュを得意とするアズサさんと、自身の感じたことを擬音や言葉にする癖があるという杏奈さん。不完全さを示すワードとして『こんにちわ』をキーにし、それぞれの単語にフォーカスした作品を制作し展示しています。
杏奈さんが2年前遊びで考えたという"こんにちわ"の定義。偶然にも捨てることなく取っておいたものが今ここで作品の一部として完全に生まれ変わりました。
取られた写真は正方形の枠に収められています。不完全さを表すためのフォーマットに完全さを示す正方形を起用することで、彼女たちの規則的とは言い難い、強烈な独自の感性の異様さを際立たせつつも、調和や馴染みという万人が受け入れる感覚が生み出されます。
食品サンプルのエビが紛れ込むはふとした日常。もしかしたらこんな瞬間があるかも？と思わず感じてしまいます。
こちらは来場者の手が加えられて変化する作品。
丸い付箋を来場者に貼ってもらうことで日々違った作品が生まれます。
まさに二人の作家の生の感覚をそのまま体現し、来場者が追体験できる本展示。
普段はインスタで様々なことを発信しているのだそう。今後が注目です。
作家紹介
アズサ・ミカミ
甲南大学 マネジメント創造学部に在学中
経営、経済、英語など幅広く学んでいる
日々居場所を探し、でも
それでも自分が向いてる方向が
前だと思い込ませながら生きてます
経済学が何故か好き
趣味で、コラージュ、撮影、物書きをしています
形にできていないものばかりなので
これからの伸び代を期待してください
小さい頃からハサミを友達にしてくれた母に感謝
特技は大衆の中で孤立すること
好きなものは前髪と平行な二本の線
嫌いなものは集合体
生まれてからの20年、危機感が原動力という生活をしてきたので、少しばかり寝転びたくなりますが
走れる今に走らないと、私の脚が走りたくない！と叫ぶのがいつかわからないので
あ、ビッグになります
杏奈・メロディー・原田
Spokane Falls Community Collegeを卒業後、高校卒業後の入試では不合 格であった国際基督教大学(ICU)に昨年9月生として編入入学 (言語学専攻)。アカペラ、ダンス、クラシックバレエの3つのサークルを掛け持つ。
11歳で特待生としてYouth Theatre Japan 期生となる。主な出演作品 (全て英語による) High School Musical, 101 Dalmatians, MusicalCaravan 他、チャリティーショーやNYのCarnegie Hallでのジュリアード 音楽院との公演等。また、幼い頃からものづくりやデザインが好きで、最近はモデル活動や、学校の芸術系の学問の授業、他大学の芸術系のゼミと交流、子供向け英語ダンス教室「英語deDance」アシスタント講師等の活動を通して、これからもっとクリエイティブに自分らしく生きるため、日々模索中である。
特技は年齢国籍問わず出会った瞬間に仲良くなること、一人でしゃべり続けること、無茶振り対応、ぶっつけ本番、一夜漬け。最近色々な種類のネタ帳をつけていますので気になる方はぜひ話しかけてください！
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