堀桃子と吉住翠 『堀吉住展』

『堀吉住展』
堀桃子と吉住翠 
2017.3.3 - 2017.3.5
[WEST 1-D]

今年、女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻を卒業される
堀桃子さんと吉住翠さんの卒業制作展がはじまりました!
テイストも制作過程もまったく逆な、二人の作品をご紹介します!


堀桃子


 
 「午前3時のおやつ」
 夜になると、悪魔がお菓子を持ってやって来るんだ。
 そのお菓子を食べちゃうと、とっても怖い場所に連れて
 行かれちゃうんだって。食べなきゃいい話だって思うだろう?
 でも、悪魔のお菓子はすごく美味しそうで、どうしても食べたくなっちゃうんだ。
 だから、悪魔が来る前に早く寝るんだよ。(会場内キャプションより)

くるくると今にも動き出しそうな悪魔のケーキ。
「このケーキを食べると死んでしまうから、“HAPPY DEATH ANNIVERSARY”」
「ヒト型のクッキーは悪魔のケーキを食べてしまった人間たち」…と、お菓子たちには
裏設定がもりだくさん。
写真撮影の際もひとつひとつのセッティングに気を配っていた堀さん。
作品への細やかなこだわりと、大胆な見せ方のギャップが印象的です。

吉住翠


身近にあった物や頭の中に浮かんだイメージを組み合わせ、
パーツごとに分解し図形に見立てたり、実際とは違う色や形に再構築して描く
吉住さんの作品。

不思議でシュールな世界観は、星新一さんの短編小説のよう…と、
堀さんが発見してくれました!
一枚ずつに濃いストーリーが隠れていそうですが、吉住さん本人は
思いつくまま手の動くままに描いていったので特に内容に繋がりはないそうです。笑
良い意味でこだわりをもたないことで、つかみどころのない、味わい深い雰囲気を
醸しているような気がします。

「◯」「△」「□」をテーマにした冊子作品と、ポストカードも展示中。
ポストカードは購入できますよ〜
ゆるやかな世界観、ずっと見ていられます…ハマること間違いなしです。


一番興味深かったのは、こんなに制作背景の違うふたりが一緒に展示を
されていることでしょうか。
とってもイマジネーション豊かなおふたり。頭のなかを覗いてみたくなりますね…

かなり面白い空間になっています!
妄想力と想像力があふれる作品をぜひ会場でご覧ください!


【WEST 1-D】
STAFF nakagawa