森田 玲花 『ゆるす、以上愛してる。未満展』



森田 玲花 『ゆるす、以上愛してる。未満展』
2016.11.11 - 2016.11.13
EAST : 304

写真とインスタレーションを交えた詩歌の展示です。
森田さんの前回の展示の様子はコチラ




人生の多くは妥協の連続。 
どれだけ相手に合わせられるか、どうやったら上手く立ち回れるか、
 そんなことばかりが求められています。
 生きること、書くこと、働くこと、頑張ること。
どんなことがあろうとも絶対に譲れない部分だけは、
決して折れちゃいけないと、私は強く思います。
世界の全部を愛することがいつまで経ってもできないのは、
自分との折り合いが悪いせいなのか、世界との問題なのか、
結論を出そうにも正解が見当たりません。
「愛は許すことだよ」と、教えられたのはいつのことですか。
許すことができても、愛には満たないあれこれを一緒に探してください。


上記は本展の開催に向けたステートメント。
冒頭の言葉を取り上げるならば、
人と人との関わり合いに思考の焦点が合っている。
関わり合いを経て、その結末をどう捉えるか、どう認識するのか。
この認識に関する回答は、主観の枠組みから外れることは困難で、
だからこそ、問い続けることが重要視されると考えます。




この先は行き止まりだとわかっても
ただまっすぐに今日が果ててく




壁から吊り下げたれた赤い糸電話。
「手にとって」という言葉が添えられ、
のぞく内側に小さく言葉が綴られている。




「不幸依存症(上記写真)」の文中で用いられている、
テトリスに似ている、という表現が好き。
音読した際の響きも、表記されたゲーム内のテクニック名の並びも。
物事をシンプルに置き換えようとする思考回路は、
テトリスのビジュアルに最適だと思う。

意味を感じ取る前から、目が心地良かった。
ぜひ、併せてホームページもご覧下さい。