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企画展「とりてん!」 WEST : 2-A スペース紹介<前編>



「とり<鳥>」をテーマにした企画展
「とりてん -Flock! -」絶賛開催中です!
開催期間:2015.12.06(日)〜 12.12(土)

用意された計5スペースの会場に、
様々な作家様が集まって作品を展示中です。
本日は「 WEST : 2-A 」 スペースに出展中の作家様をご紹介します!

◆「あ」ブース:空とぶアルマジロ商店 習志田真白 と ZERO 黒鷹司
◆「い」ブース:Im 『lullabybye』
◆「う」ブース:井上 瞳



「あ」ブース:空とぶアルマジロ商店 習志田真白 と ZERO 黒鷹司 



ZERO 黒鷹司/くろたかつかさ

オリジナルの手彫消しゴムはんこを制作されている黒鷹司さん。
今作ではカッティングシートで鋭い眼光のふくろうを見事に再現。

二階調に落とし込まれることで、
彼の表情に刻まれた細かい変化に気付くことができる。




空とぶアルマジロ商店
習志田真白/ならしたまじろ

切り絵作家の習志田真白さん。
フレームの中に切り絵の鳥を閉じ込めました。


「大きなスズメ」


雀の毛の色に合わせた木調フレーム、
まるで雀が巣の中にいるみたい。
でっぷりとしたおなかのふくらみから目が離せない。

「い」ブース:Im 『lullabybye』


「あかいいと」

Im(あいむ)
土日のみ創作活動。大学の頃から絵を描いています。ふくろうが好きです。

ふくろうとの出会いは「ふくろうの絵を描いて欲しい」という
依頼を受けたことがきっかけであったというImさん。
本作「あかいいと」では、とある女性と、とある一匹のふくろうとが、
ほどけたマフラーの糸を通じて繋がっている。

もしかしたら、ふくろうのイタズラ心が成した、
運命の赤い糸。


左「ねむりの里」 右「くらやみ洞」


たくさんの光を浴びてた毛布のような地の上に、
ふくろうの親子(?)が佇んでいる。
付近は夢みたいな光景。
彼らの足元、ちょっとだけでふくらんでいて、
そこに既に、誰か、眠っているかもしれない。

対して「くらやみ洞」



「う」ブース:井上 瞳




日本画絵具や透明水彩で動物や植物の絵を描いています。
絵を用いた雑貨の制作もしています。
鳥モチーフ、特にすずめが多めです。
武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒

日本の四季、春夏秋冬を
同じく日本という土地の上で経験するすずめたちならではの
視点で描かれる。
降り積もった雪の重みを
梅の小枝とともに感じるのだ。

同時に頭に手ぬぐいをのせて、
温泉にでも浸かっているいる陽気さもある。




薄いガラスの縁に体重の全てを預け、
さながら水飲み鳥。

角が溶けて丸くなったロックアイスが、
梅酒をほどよく冷やす。

すずめにアルコールを飲ませたら、
彼は千鳥足になって、縁からころんと、
落ちてしまうのではないか。
お酒はほどほどに。




一つ、グッズを紹介したい。
一面に敷き詰められた雪の上に、すずめたちが集まる。
これは缶バッチではなく、裏面がミラーになっている、
お値段も手頃で、誰かのプレゼントなんかに最適だと思う。

そう考えると、クリスマスプレゼントに最適なアイテムが
「とりてん」には沢山揃っている。


ということで WEST : 2-A スペース紹介<前編> 終了!!
<後編>をお楽しみにね!!

(ぱんだ)