東京をベースに活動されている写真家
Grif Batenhorst氏の写真展
今展示会のタイトルは『 車生活/Car Life 』
様々な日本車と人々のライフスタイルを同時におさめた写真作品。
EAST : 102 スペースにて本日のみ開催中です。
私の父は高校卒業後からずっと自動車会社で働いており、
車の販売に関する話をたまーに耳にしました。
自分たちが住む日本だけでなく、
車は国外に輸出され、外国でも日本車が愛されていると。
NISSAN GT-R
今回の写真展では数多くの日本車が登場します。
車に詳しくなくても、エンブレムに見覚えくらいある。
それくらい、地域に関わらず車と私たちは密接な関係。
そして、刺激的な日常に連れて行ってくれる乗り物。
レース場を走行している写真が数多くありました。
マフラーから炎と煙が上がっていますが、
これは公道ではなかなかお目にかかれない光景。
次の写真も恐らくレース場での光景。
後輪の黒いブレーキ痕、向こう側が見えなくなるほどの煙。
まだ真新しく、熱々の現場。
こちらの写真もまるでレース場、ピットインの最中に見えるのだけど、
良く見れば自動販売機前で休憩をしているシーンだった。
ドライバーたちが腰掛けるパイプ、
真っ赤なコカコーラの販売機、
彼女の真っ赤なタンクトップ。
とても魅力的な一枚だと思う。
Grif Batenhorst氏は、日本の車文化が世界に与える影響を、
写真を通じて見せたいと考えている。
車/ライフスタイルの写真から見える日本。
車を「趣味」という枠組みで捉えるのではなく、
それは消費し、私たちを奮い立たせてくれる存在であるということ。
Grif Batenhorst
『 車生活/Car Life 』
2015.4.3