清水悠生 『お絵描きファイター』 [2-C:4/4-4/6]

清水悠生さんの個展です。

タイトルの「お絵描きファイター」とは、清水さん自身のこと。
清水さんは普段、総合格闘家としてプロのリングで闘っています。

趣味は旅行に音楽鑑賞、のんびりすること、絵を描くこと、など。

キャンバスに描いたものから、紙にペンで描き色鉛筆で着色したもの、学生時代授業中に落書きしたものなど、様々な作品が並んでいます。

展示をした理由は「絵がたまってきたから」
この展示からは彼が抜群の行動力で、格闘技や絵だけではなく、なんでも楽しみながら真剣に取り組んでいることが伝わってきます。


絵の構図の自由さや色/モチーフの独特さという絵画的な面白さもさることながら、好奇心を持って、国内外で様々なことを体験し、吸収していることを感じさせる絵です。

清水さんの絵を見ていると、良いとか悪いとかじゃなくて、もっと公平な目で世界を見ているのではないか、そんな風に感じられるのです。

 「PEACE」の文字の中に戦争を思わせる絵が描かれた皮肉な作品の横には、中指を突き立てる女性。
一見、平和を願う絵とそれと真逆の不穏な絵に見えるのですが、戦争が起こっていることを知りつつも平和を想う優しさとNo(F*ck)を言える強さは、きっと同じことなんです。

「強い人は優しい」
清水さんの絵を見ていて、そんな言葉を思い出しました。
強い人は、自分の身を守るだけではなく、他人を気遣うこともできるのではないでしょうか。

様々なモチーフが描かれ、さらにぐりぐりと色を塗られた背景をバックに、私達をまっすぐ見据える一匹の猫がいます。
作品は作家に似るといいますが、一人で毅然と、しかし薄らと微笑みながらそこに佇む猫は、 清水さんに似ているような気がします。


手書きのプロフィールからも、真剣な遊び心や人柄の温かさが伝わってきます。
 
展示は、明日(4/6)迄になります。

twitter/instagram

DF STAFF KOZUE