EAST 101-bにて、IAC(国際芸術家センター)の協力により、ブルキナファソ大使館による展示が行われていました。
在日ブルキナファソ大使館所蔵の工芸品の数々。
そもそも、工芸品の下に敷いてあるテキスタイルが素晴らしい!
こちらの絵画は、29歳のブルキナファソ人アーティスト、クラベール・ヤメオゴさんの作品です。
ヤメオゴさんはフランス語と英語をあやつり、ルクセンブルグやブルキナファソで多くの展示を行ってきたアーティストです。
バオバブの木やブルキナファソの人々の生活が、牧歌的な筆致で描かれています。
「牧歌的」なんて言ってみましたが、ヤメオゴさんは首都ワガドゥグに住んで、ヤマハのバイクを乗り回すシティーボーイです!
これはヤメオゴさんが監督したアニメーション映画。
ヤメオゴさんの尊敬する作家は、宮崎駿さんだそうです!
彼は映画を勉強し、ルクセンブルグのスタジオで働いた経験もあります。
ブルキナファソには彼の映画スタジオがあります。
ヤメオゴさんのスタジオ、Africatoons Studio
http://www.africartoonstudio.blogspot.jp/
そして、バティック作家、Zoma Theodule Sompassate(ゾーマ・セオドゥール・ソンパサト)さんの作品。
東南アジアもバティック(ろうけつ染め)は有名ですが、染料が違う様でとっても鮮やかです!
こちらの雑貨と工芸品はイェネガ文化センターのもので、販売も可能でした。
伝統を引き継ぐ工芸品から、現代を生きる作家による絵画・アニメーション、バティックまでと、「今のブルキナファソ」を垣間みれる展示だったのではないでしょうか。
アフリカ全土の映画が集まる映画祭や、大規模な工芸祭が行われているような大変文化的なブルキナファソですから、氷山の一角かもしれませんが・・・。
作家さんや大使館の外交官もほぼ毎日いらしていて、来場者と交流していたのが印象的でした。
DF STAFF KOZUE
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