あやか・かよこ・りさこ・hama・いの
『彩色折節』
2022.3.11 - 2022.3.13
[ WEST 1-D ]
春夏秋冬、お花を通して季節を感じる。
予備校時代の仲間5人組で開催された、グループ展です。
立体作品や、テキスタイル、イラストなど表現方法はそれぞれです。
現在学生さんのみなさん、専攻は全く違うもので、テキスタイルや情報系などジャンルもそれぞれ。
予備校時代にであい、それをきっかけに今回の展示に至ったそう。
作品のキャプションに、着想を得たお花の名前が書いてあります。
こちらは、春のお花「チューリップ」
作家さんはテキスタイルを学んでいる方だそう。
インテリアでもファッションでも映えそうな色味とデザインで、布地にしたら可愛いなと思わず妄想してしまいました。
こちらもテキスタイルを専攻されている作家さんの作品。
同じ専攻のチューリップの制作された方とは、全く違う表現ですね。
こちらの作品は織り機で制作されたものだそう。
糸が生み出す繊細な質感と、グラデーションのような色味がとても美しく、優しい雰囲気を感じます。
下の作品は、冬のお花「アリッサム」
アリッサムの色とりどりのイメージが良く表現されていて、お花畑のようにも見えました。
冬は寒くて色どりが少ないものが多い印象ですが、元気になれるカラフルな色使いで、花が持つ寒さの中に眠る力強さも感じられました。
少し寂しげに見える少女の表情と、華麗に咲く花々。
対照的な二つの表情に、より引き込まれました。
みずみずしい絵のタッチが、春らしさを演出しています。
四季折々の花たち、今にもお花のいい香りが漂っていきそう。
お花が楽しい季節が近づいて来た今、ぴったりの展示なのでは。
実際のお花見もいいですが、ちょっと早めのお花見、ギャラリーでしてみてはいかがですか?
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