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【展示レポート】still life <私の好きなもの>展 part2

 



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still life <私の好きなもの>展

会期:2021.7.11(日)〜2021.7.18(日)8日間
会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST 303

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7月11日(日)より、デザインフェスタギャラリー原宿では、生活の中にあるさまざまな対象を描く「静物画」にフォーカスした公募企画展《still life<私の好きなもの>展》を開催いたします!

静物画=still life<スティル ライフ>は、花や食物などの自然物や、うつわや楽器、本などの人工物など、「静止した物」を主題として描くアートのジャンルです。いたってシンプルな表現の形に思えるかもしれませんが、描かれているもの、組み合わせ、配置などで様々な表情や背景が見え隠れする、奥が深い表現の形と言えます。

コロナ禍において私たちは外出や移動が制限され、自分の半径数メートルの生活に目を向ける時間が増えました。
静物画のモチーフで見られるような花瓶に生けた花や、日用品、インテリアあるいは自分で作った料理など、自室で過ごす時間につれ、自然と自分を取り囲む身近なものにより深い親しみを感じるようになった人も多いのではないでしょうか。

本展示には9組の作家の方々にお集まりいただきました。
こちらのブログ記事では 《still life <私の好きなもの>展》に出展される作家9組中4組をご紹介します。


[I]小麦
[J]三戸 晴輝
[K]BENISE SUMIRE
[L]倉持 リネン


[I]小麦



絵を描くことが好きな小麦さんによる「私の好きなモノ」をテーマにした作品が3点並んでおります。


色鉛筆やペンを用いて、好きなものをたくさん詰めた画面は繊細に描かれています。
星空だったり、海の波だったり、逆さまになった夜の街だったり、たくさんの道標が見られ、どこに導いてくれるのか想像が膨らみます。


近くで見ると様々な模様とモチーフが見られますので、是非見つけてみてください。


[J]三戸 晴輝



セラピストとして都内で働きながらインスピレーションを得て
身体をモチーフにした作品を制作する三戸さん。

スペースいっぱい幅を使い、一枚大判の作品が置かれて、強い存在感を放っています。

休日に好きな音楽をかけ部屋でぼーっとして、
リラックスしている状態と「ふわふわ」した気持ちを絵で表現されています。


うん?浮いているかな?それとも置かれているのかな?
静物画の普段のアングルとは違って、空中に浮いているように見える構成で描かれた植物は、見る側の心もふわふわした気持ちにさせてくれます。


ブース内にポートフォリオを設置されていますので、ぜひお気軽にお手に取ってみてください。



[K]BENISE SUMIRE 



優しい独特の世界観で仕上げられたアクリル絵画作品が特徴で、絵本のような癒しの世界へ誘ってくれるBENISEさん。
今回の展示では、日常的で身近にあるモチーフの新作が6点展示されています。


2匹のくまのぬいぐるみをモチーフにし、様々なシーンへ展開されています。
静止しているぬいぐるみですが、どこか個性と表情の違いを感じます。


いろんな日用品と一緒に暮らしているくまちゃんたち、穏やかで優しい空気感、見ていると心をあたためてくれます。




[L]倉持 リネン



静物画や食事の風景を中心に油絵を描いている倉持さん。
ちょっとした外食から、部屋のどこかを切り取った景色、当たり前にあるような日用品まで、幅広く様々なモチーフの油彩作品が並んでいます。



お肉のジューシー噛みごたえと旨味は、
倉持さんの独特な感性と筆触で繊細に表現されています。

食欲をそそる、、、!!



え、、これは絵?写真?
この描写力に圧倒されます。
どこか親近感を感じさせてくれる優しい作品ばかりです。
是非近くでご鑑賞ください。




会場風景】




日当たりが良く、穏やかな空気が漂うこの展示会場で、様々な日常にまつわる静物画作品をごゆっくりご鑑賞ください。


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【展示レポート】still life <私の好きなもの>展 part1はコチラ

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[使用スペース EAST 303]