大橋佑介 『ラオスの南、ベトナムの西』
2020.7.4 - 2020.7.5
[ WEST ART CORNER ]
大橋佑介さんが今まで旅の記録として撮り溜めていた旅先の風景や出会った人々の写真を展示されております。一部ではありますが展示作品をご紹介いたします。
大橋さんは、東南アジアを中心に旅をされていたそうで、写真の多くはラオス、マレーシア、カンボジアで撮影されたものです。どの写真も現地の豊かな風景が写し出されています。
左は、水に浮かんでいるかのような幻想的なモスクが建つコタキナバル、マレーシアでの撮影。右は、世界遺産の街であるルアンパバーン、ラオスでの撮影です。
激しく飛び散る水しぶきは太陽光に照らせれて白く光っています。撮影地はラオス。原生林の中を大きく蛇行しながら流れる川や苔と木が一体となり神秘的な空間を作りだしているラオスの大自然。作品を見ているだけでも冒険心をくすぐられます。
こちらの黄色いメモ紙は、現地の方に滝までの道のりを教えてもらった時の地図。未知の土地で手書きの地図を元に旅をされるというリアルさが作品の説得力にも繋がっています。そして大橋さんの精神の強さも伺えます。
中には東南アジア以外の写真も数点あります。こちらはロンドンでの撮影。ジャングルや遺跡の作品群に紛れ込んでいますが、さすが撮影者が同じだけあり見事にマッチしています。
各国の写真がランダムに配置された展示方法なので、1作品ごとに新鮮な気持ちで鑑賞することができます。
これはどこだろう？と近づいて見てみると、、なんと東京！まさか国内の写真も紛れていたとはびっくり！！
写真集も制作されており、今回展示されていない写真も楽しむことができます。各国を旅してきた大橋さんの想いがぎゅっと詰まっていますので、ぜひ写真集も一緒にご鑑賞ください。
大橋佑介
https://www.instagram.com/botchitabinchu/
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