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肖 雪 『初個展「随心所欲」』


肖 雪
『初個展「随心所欲」』
2020.1.12 - 2020.1.18
[WEST 1-C]

中国から来た留学生、肖雪さんによる初個展が開催中。
銅版画とコラージュの技法で表現された様々な「顔」。
ちょっぴりカオスな空間となっています。




女子美術大学美術専攻博士前期課程で版画を専攻されている肖雪さん。

昨年ギャラリーの企画展コラージュ展に出展していただいた際のミックスメディアを使ったコラージュ表現はとても印象に残りました。
初個展となる今回は、専攻している銅版画作品はもちろん、家族との写真を用いたコラージュ作品も観られます。
日常の生活の物の断片を取り込んだ数々の作品が並んでいて、
まるで日記を書いているようです。


こちらは銅版画作品「圈子不同別硬融」。
カラフルな色合いで表現され、二つの顔が重ねているように見えたり、離れているように見えます。タイトルの「系統が違うから無理して混ぜないで」という素直な感情が表現されています。


気軽にお持ち帰りができる、ポストカードサイズのコラージュ作品やスマホケースなども展示販売されています。どの作品も一点物ですのでお早めに!



レシート、包装紙などが貼られていて、日本に住んでいるときに日常から集まって来た素材もあれば、懐かしくなる実家にあるものも一つの画面に混合されています。

カオス!
そっちも、、カオス!

まさに展示タイトルの「随心所欲(心に思う通りに)」のような、作家自身の豊かな感性と独特な視点で創り出されたこのカオスな世界に吸い込まれそう。
個々の作品の間に自由な連想を紡ぐことで、 見る側も隅から隅まで楽しみたくなります。

展示は1/18まで、ぜひ会場までお越しください。

-出展者-

肖 雪 (ショウセツ)

略歴
1992 中国/遼寧生まれ
2010-2014 中国/重慶大学城市科技学院  視覚伝達デザイン
2014-2015 中国/瀋陽城高科技株式有限会社 グラフィックデザイナー
2015-2017 メロス言語学院 日本語コース  
2017-2018 創形美術学校 研究科版画コース  
2018-2019 女子美術大学 美術専攻博士前期課程版画  在学中

展覧会
2017 「創形美術学校」 作品展 渋谷
2017 「第6回NBCメッシュテック シルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展」 千代田区有楽町 入選
2018 「版×版」 女子美術大学
2018 「AFTER THE HAPPY ENDING」:それぞれの出発点から 女子美術大学
2018 「第43回全国大学版画展」 町田市立国際版画美術館
2018 「女子美祭」 女子美術大学
2019 「みえないこともない」 女子美術大学 
2019 「心の声に従う」 4人展 福富 町東
2019 「さくら亭」 原宿
2019 「コラージュ展"2019ver."」 原宿
2019 「All. 五美大交流展」 六本木
2019 「NEW AGE 五美術大学交流展」 銀座 東京展賞
2019 「女子力展」 原宿
2019 「版画五美大 ポートフォリオ版画集展」 多摩美術大学
2019 「アジアの華展2019」 福富 町東
2019 「第45回美術の祭典 東京展」 東京都美術館
2019 「第87回版画展」 東京都美術館 A部門 入選
2019 2019年度女子美術大学大学院 女子美術大学
2019 「第44回全国大学版画展」 町田市立国際版画美術館

私は、中国で大学の専攻は視覚伝達デザインだ。版画は日本に来て、創形美術学校で先輩の作品を見て、版画の独特な表現形式と技法を一目惚れしました。その頃に、1年間ぐらい研究科(版画コース)を選ぶ。いろいろな版を学びました。特にリトグラフと銅版画の作品を深く興味を持っていました。創形美術学校を卒業する後で、女子美術大学大学院を入学し、版画の勉強を続けたいと思っていました。

今まで作品のスタイルも様々だと思っていました。私は個人的には視覚的なインパクトの強い表現の手法を深く興味を持っていました。院2から、主に銅版画をやりますが、作品のスタイルは人物「顔」を中心に表現しています。その作品の特徴や風格は細かい線や点を描くなど、銅版画の作品も様々なコラージュを構成して作りました。立体の表現形式を展示し、艶麗な色彩を入れてデザインして、刷りました。私にとって、私は伝統的な人ではありませんでした。だから、私の作品を伝統的な方法で展示したり、創造したりしたくないのです。私は楽しいと思う作品を作るのが好きです。ずっと、人を感動させる作品を作ります。

https://wukongbiedou0218.wixsite.com/mysite-7



【展示スペース:WEST 1-C】
staff jessie