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酒井建治 井阪郁 『Loss time』



酒井建治 井阪郁 『Loss time』
2019.8.10-2019.8.14
[WEST 2-C]

シルクスクリーンとテキスタイルが織りなす色鮮やかな世界観。
版画作品を多数制作されてきた酒井建治さんと、鮮やかな色彩表現でテキスタイルや刺繍を操る井阪郁さんの二人展が開催中です。



壁の左右を彩るのは井阪郁さんの作品。
マゼンタカラーを基調としたこちらの作品は、大判サイズに大胆に刷られたメリーゴーランドが印象的。
クラシカルな印象のある昔ながらのメリーゴーランドは幾重のイメージがコラージュのように重ねられており、まるるで夢の中に迷い込んだような幻想的なイメージです。



対面の壁には、マゼンタカラーのメイン作品の対になるように、深みのあるブルーが基調となった作品が。
用いられているモチーフは上記のものと同様でありますが、マゼンタカラーを昼とするならば、こちらの作品は夜のイメージでしょうか。
夜の遊園地、と聞くと昼間とは違って少し怖い印象もありますが、昼夜問わず廻り続けるメリーゴーランドのような白昼夢を連想させます。



そして入り口の正面に設置されているのが、酒井建治さんの作品。
火花のような、鳥のようなテキスタイルと、スプレーで描かれたグラフィティが目を引きます。
この矢印が示す先と、下方に描かれたステップが一体何を示すのか。
あなたの目には本作がどのように映るでしょうか。



本展にはFREE PHOTO企画も。
設置されたインスタントカメラは、最終的にスペースに戻してもらえれば敷地外も撮影しても良いのだそう。
見ている景色、見ている視点はひとそれぞれ違います。
撮影された景色は、酒井さんと井阪さんにしかわかりませんが、芳名の印に是非あなたの目を残していってはいかがでしょうか。

本展は8/14(水)まで。

展示タイトル『Loss time』から連想される「何か」を、是非感じ取ってください。

<スペース詳細はこちら>

[WEST 2-C]

staff kome