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イチカワ イクミ/イトウ ミキ/スダ ユキナ/ヒダ アズミ 『Wa -ラクガキかんそく-』


『Wa -ラクガキかんそく-』
イチカワ イクミ/イトウ ミキ/スダ ユキナ/ヒダ アズミ 
2019.2.26-2019.2.28
[WEST 1-D]

大学でグラフィク、視覚伝達デザインを学ばれているという4人による展示
『Wa -ラクガキかんそく-』が開催中です。
開催のきっかけは、グラフィックデザインを学んでいて、周りにイラストの展示をする
人が以外に少ないと感じたことからやってみようとなったそうです。
テーマは【太陽系】。テーマにちなみ、部屋の中央に太陽のオブジェを置き、4人が惑星をテーマに描いた作品を囲むという構成になっています。
そんな『Wa -ラクガキかんそく-』展の様子を、ほんの少しですがご紹介いたします。







こちらはイチカワイクミさんの作品。水星と金星を担当しています。
ケーキの家が建つ場所は水星。しかし、実際の水星は太陽に近く生物が行くことができません。
ケーキの家が建つなんてありえないと思うけど、誰もしらないからこそ無いとも言い切れない水星という場所。
もしかしたらイクミさんの描いた世界が存在するかもしれませんね。
テーマの背景を知ることでさらに想像が掻き立てられる作品です。




隣はスダユキナさんの作品。
普段はモノクロで描くことが多いというユキナさん。
多彩な色を使用する今回の作品は中々難しかったそうです。
視覚伝達デザインを学ぶ彼女、様々な表現技法に挑戦したいという意欲的な気持ちが伝わ
る作品が2枚目の作品。下から見るとなんと髪の色が変化し、立体的に見えるというもの。
今後もどのように作品が変化するか楽しみです。




次はイトウユミさんの作品。
ホロスコープから見た木星と土星からキャラクター造形をつくり、それぞれ惑星を旅行し
ているイメージだそう。
土星から得たイメージは旅行に行ってまで働いているというのが面白いです。
鮮やかな色彩で表現された木星、荒々しくも無造作に色が置かれているようですが、
調和されていてイトウさんのセンスを感じます。





最後はヒダアズミさんの作品。海王星と天王星をテーマに描いています。
作品の下には何やら手記が。どうやらそれぞれの惑星を観測した誰かの記録のようです。
飾られた2対の作品に描かれているものは、手記から想像した生物か、それとも惑星にいる
何かを映し出してしまったのか。様々な想像が膨らみます。



中央には太陽のオブジェが。実は光っているそうです。
置かれた魚(鮎)もまるで宇宙を泳いでいるよう。
作家よるゆる〜いグッズも購入可能です。

会期は28日まで、どうぞお越しください。






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staff minako