学習院大学写真部
『明鏡止水展』
2019.2.26-2019.2.28
at WEST 2-B,2-C,2-D,2-E
春休みシーズン真っ只中ということで、学生さんを中心に活気のある展示が行われているデザインフェスタギャラリー。
そんななかでもただの写真展とは一味違った、とてもワクワクするような写真展がWESTの2階4つのスペースを使って行われております。
学習院大学写真部の皆さんによる『明鏡止水展』は、小部屋が並ぶデザインフェスタギャラリーの特徴をフル活用した写真展です。
明、鏡、止、水と4つの班に分かれ、一つの班に一つのスペースで、それぞれのテーマに応じた写真作品を展示しています。こちらはそのうちの「明」の班の展示スペースです。
夜のネオンを被写体にしたという「明」の班。
どの作品も、夜の繁華街に煌々と輝く灯りが印象的です。
こちらの作品は飲み屋街で有名な横浜の野毛ですね。
はっきりと示唆されていませんが、昔ながらの長い雑居ビルにひしめく看板で分かった人も多いのではないでしょうか。
お隣の部屋では「鏡」をテーマにした展示が行われています。
ついとなる二つの写真が対面となるようにレイアウトされ、まさに「鏡」となるように展示がされています。
こちらはスクランブル交差点を俯瞰で捉えたモノクロームの作品。
横断歩道を行き交う人と、人々が作る影が印象的な作品です。
そしてこの作品の「鏡」となる作品が、、、
こちらの写真。
先ほどとは対照的に、歩行者の信号が赤となり、画面を車が対角線上に走っていく様子が捉えられています。キャプションも鏡文字にしているなど、芸がこまかい!
残る二部屋もテーマを色濃く反映した展示空間となっており、写真展という形ながらアトラクションを楽しんでいるような感覚で作品を楽しめるし、写真の奥深さを感じられる展示です。明日までの開催となりますので、お見逃しなく!
【 展示スペース : WEST 2-B 】