オウシュウモンチンリウヒョウヒョウ
2018.1.15 - 2018.1.17
[WEST 2-A]
今年に尚美学園大学大学院を卒業する中国出身の留学生、
オウシュウモンさん、チンリさんとウヒョウヒョウさん。
3人のそれぞれ違う個性とメディアで制作された卒業制作作品が展示されています。
部屋に入ってすぐ目に留めるのは、チンリさんによる、
4枚のA1サイズのキャンバスで組み合わせた巨大の絵画作品。
その中には様々な好きな物や経験をモチーフにしたイラストが詰められ、喜怒哀楽の感情で彩られた思い出のようなカオスな画面になっています。
日本のアニメーション文化に影響を受けたウヒョウヒョウさん。
今回の展示では、中国史上唯一の女帝:「武則天」をテーマにした、中国水墨画とアニメキャラクターを融合したデジタルイラスト作品が並んでいます。
その時代の絢爛豪華な衣装が繊細に描かれていて、
表情や動きから強いイメージが伝わってきています。
こちらはオウシュウモンさんによる、
現代人の問題に関わるインスタレーション作品。
「牽著鼻子走」(耳を引っ張る)という中国の諺で展開された体験型作品「HMRver.1(Head Mounted Receiver)」二人で試しの体験型作品です。
写真は頭部装着式受信機という、
ヘルメットの上にはたくさんの機器が付けられ、コントローラの信号により、誰かに支配されたような、耳が引っ張られたり、頭が叩かれたりする知覚を体験できます。
会期は本日が最終日!
是非是非お立ち寄りください^^
会期:2018.1.15 - 2018.1.17
【 展示スペース:WEST 2-A 】
Staff jessie