東京都立世田谷総合高等学校写真部 『世田谷写展 Part.3』



東京都立世田谷総合高等学校写真部
『世田谷写展 Part.3』
2017.2.11 - 2017.2.12
EAST : 303 SPACE

昨年に引き続き、本年も弊廊にて開催中、
東京都立世田谷総合高等学校写真部さま。
(昨年の展示会の様子はこちら)

本展示会では、学部1、2年生が出展し、
「幸せ」というテーマに則ったA3サイズの写真作品を展示しています。






前回の展示会記事にも綴られていましたが、
高校生という年齢ではくくれないほど、
ハイレベルな作品が出そろっています。





作品の高さ、ライティング、額の選定と統一。
作品自体に言及するならば日々の活動の中で、
画角や構図等にも細かい指導があったのではないかと察します。
なかでもポートレート写真の出来が素晴らしい。


「BIG SUN!!」森 愛結さん


被写体・モデルの表情、感情のピーク値を捉え、
いきいきした人物を見事に捉えた一枚。

A3に大きく引き延ばされた彼女の笑顔、
耳から下げたグラス、バックの赤いてすり、全体の色調。
どれをとってもグッド。

彼女の人柄が、もうわかってしまうくらいに。


「咲いた!」伊藤 嘉槻さん


寒々しい色をした景色の中で、
異色とも言い換えられるほど、
存在と色調を強調された一輪の花。

見当違いのところに来てしまったなぁ、
とか、少し笑いながら、そんなセリフが似合いそう。




「光の雫」小宮 葵さん(左)

季節は冬。
イルミネーションを目的としたであろうライトを注視することで、
飾られる側はなりを潜め、装飾品が主役になった。
後を引く光の軌跡は、点灯部のお尻が少し暗くて、
その様は確かに雫のようである。

「瞳をとじれば」木村 花音さん(右)
舞台は水族館であろうか。
彼女は水槽ではなく、自身を、自己を見つめているが、
そのさまを水槽という背景とシルエットという少ない要素で構成している。
また構図からは、図と地の関係性で語られることがある
「ルビンの壺」を思い出させる。




今回ご紹介させて頂いた写真作品のほかにも、
まだまだ多くの力作が展示されていました。
部員の皆様、一人一人の今後の作品が、
どう変化し、展開していくのか?楽しみでなりません。

東京都立世田谷総合高等学校写真部
『世田谷写展 Part.3』
2017.2.11 - 2017.2.12
EAST : 303 SPACE