東京工科大学合同展示会
2017.2.13 - 2017.2.15
WEST館とEAST館の両館で大規模な展示会を開催中、
東京工科大学合同展示会。
本記事では、WEST館「1-B,2-B,2-C,2-E」の展示会をご紹介します。
1-B:美術倶楽部
2-B:総合創作部
2-C:美術同好会
2-E:アミューズメントメディア研究会
WEST : 1-B「美術倶楽部」
「赤」momoka
「色(Color)」をテーマにした絵画作品が集まった、
美術倶楽部さんのブースがこちら。
眉間に力を入れ、シワを寄せ、熱唱する瞬間を、
情熱的な赤色で描いた。
「ハイスクール」かこしまはるか
真っ暗な空間に、ポツンと置かれた学校椅子。
白く塗りつぶされた椅子には、
チョークの粉が付着したかのように、
優しく、淡い色が付いている。
子供たちに汚されたとも見ることもできるし、
椅子が持つ不可視の心情の現れとも見て取れる。
「色鉛筆」谷村 那子
色鉛筆で描かれた色鉛筆。
まるで円陣を組むみたいに、
それぞれの鉛筆が、向かい合う。
これから何を描こうか、
仲良く相談しているみたいだ。
WEST : 2-B「総合創作部」
宇宙をイメージしたと思わせる、
総合創作部さんのブースがこちら。
ご覧の通り、白色の壁面に、
パープルの色紙を貼り、そこから始まった小さな宇宙の中に、
イラスト作品が飾られている。
個々の作品は、惑星を模すように円形にカットされ、
また惑星の名をつけるように、キャプションが置かれている。
宇宙、そのすべてを観測しきれていない以上、
何があって、何がない、とは言い切ることは困難で。
それらすべての可能性を肯定するだけの舞台がここにある。
同スペース、テーブル上には、
もっと小さな宇宙が広がっていました。
水瀬硝さんの作品は、飴玉のように小さく、
口にほうりこめそうなほど、美味しそうだ。
WEST : 2-C「美術同好会」
アナログ絵画作品が集まったこのブースには、
美術同好会の皆さまが出展中です。
展示会タイトルは
『MEI MEI~メイメイ展~』
「Remake」藤川 克也
素材は針金と桐。
3DCGで鳥のモデリングしたかのように、
非現実の装いだが、その足元が木片に置かれることで、
現実世界に片足以上は突っ込んでいる印象を与える。
やがて動き出し、室内を飛び回るかもしれない、と。
「Rain」徳増 晃
なみなみ、という言葉がよく似合うくらいに、
多量の雨水が降りしきる状況が描かれている。
フードをかぶるだけ、多量の雨をものともしない人物と、
派手な色合いの傘で雨をしのぐ人物の対比。
びしょ濡れのはずの前者の方が、
涼しい顔をしている気がするのは気のせいだろうか。
WEST : 2-E「アミューズメントメディア研究会」
2-Eのスペースに出展されているのは、
約60名もの部員を抱える、
「アミューズメントメディア研究会」の皆様。
本展示会では、部員の皆様が制作された、
イラストブックがご覧いただけます。
研究会の活動として、
自主制作漫画誌展示即売会「コミティア」に作品を発表する傍ら、
プログラミングの講習会を実施したりと、
将来的には、研究会としてゲーム制作に着手する構想があるとのこと。
是非とも実現させて欲しい!
本展示会は、明日2月15日(火)までの開催です。
東京工科大学合同展示会
2017.2.13 - 2017.2.15