日本大学文理学部写真研究会4年 『卒業展』

Letters/梶山志緒里

日本大学文理学部写真研究会4年
『卒業展』
2017.2.4-2017.2.6
at WEST 2-A

今年もこの季節がやってきましたね、「卒業」。
WEST2-Aでは日大文理学部写真研究会4年の有志の方々による卒業展が行われています。






















夕暮れ時/伊藤明日香

スペース内には各作品について、作品タイトル/作者、使用機材などの詳細が一覧できる冊子が置いてあります。
それによるとこちらの伊藤さんの作品は唯一のフィルムによる作品。

夕暮れ時、赤く染まる空をFUJIのVelviaというポジフィルムで撮影しています。
Velviaはもともと赤の再現性に優れたフィルム。
それを意識して使用されたのか、分刻みで様々な表情を見せる夕暮れの空の綺麗なグラデーションが最大限に引き出されています。




『交差する日々』とタイトルの付けられた組作品。
なんでもない日常を切り取った写真ではありますが、視点が面白いです。

一つ一つに注目してみると交差しているのは電線、影、窓の格子などなど。
6枚の写真の共通項が見つけられます。
縦・横・斜めに直線が交わっている場所が意識的にフレームで切り取られていて、普段見ているものとは違う景色が見えてきますね。


花見がしたい/柳沼奈津子

直球勝負で清々しさすらあるタイトルですね。
寒い日々がこうも続くと、桜色で溢れる日々が遠い昔のように思えます。




展示会場内のステートメントには「4年間の集大成」という言葉がありました。
4年写真を撮り続けていればその数は相当なものになります。
そのなかでも「これだ」という渾身の作品が並んでいる卒業展でした。


【 展示スペース WEST 2-A 】


written by isaka