バナーエリア

このブログを検索

アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科卒業制作展「第12回 えび展」Vol.1



アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科12期生
-アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科卒業制作展-
「第12回 えび展」
会期:2017.2.17 - 2017.2.19
EAST : 101a,101b,102 SPACE

昨年度に引き続き、本年もアミューズメントメディア総合学院、
キャラクターデザイン学科の卒業制作展&OBOG展がDFGにて開催中!
本記事では「EAST : 101a,101b,102」スペースの作品をご紹介致します。





今年の展示会では、スペース毎に設けられたテーマに沿って、
各作家の作品が展示されています。

まず最初にご紹介するのは「EAST:101a」スペース
この部屋のテーマは「ファンタジー」

 「EAST:101a」スペース

「魔法の森の戦い!」飯野 聡さん(PN:サフラン)


魔法の森の中で遭遇した巨大なモンスターと戦闘になってしまった
旅の一行を描いた作品。

狂気の国、お菓子の国、機械の国、妖怪の国...など
様々な国出身のキャラクターたちのプロフィールも添えられている。


「aquarium」齊藤 来果さん(PN:米こぶ)


コンセプトは「水槽に飼われている人魚」

精密に描かれた風景は、
アクアリウムとテラリウムの中間と申せばよろしいのか。
日常と非日常の両方を併せ持つように感じられる。

水槽の上部から差し込む光の描写が大変素晴らしい。


「アメリカン・ショート一族」村上 陽香さん(PN:アココア)


猫がお好きという村上さんが、猫の擬人化を表現した絵画作品。
ということで、全員猫耳と猫尻尾をお持ちです。
装飾部はスチームパンクイメージ。
ぎらついてフレームやネームタグが良い味を出している。

また村上さんは、上記キャラクターの一部を取り上げて、
猫耳カチューシャをデザイン。しかも会場で試着できます。

続いてご紹介するのは「EAST:101b」スペース
この部屋のテーマは「現代・JK」

「EAST:101b」スペース

「少女展」山田 美風さん(PN:ゆむりめる)


「思春期の少女の魅力」をテーマに、
描かれた五人の少女たち。

大きなパネルには五人が制服姿で、
仲睦まじくじゃれあう様子が写っているが、
手前には少女一人一人が取り上げられている。
また服装は、私服というよりも彼女たちなりの正装。
ファッションという観点からも、少女性が伺える。


「春」「夏」「秋」「冬」河部 慎君さん


四作それぞれには、四つの季節の名があてがわれている。
二人の登場人物が過ごす、各季節。
全ての作品に、空が描かれているのは象徴的である。
喜怒哀楽の高まりは見えなくて、とても穏やかな繫ぎ目。
この循環はこれからも続くと思い、また、願いたくなる。


「災いのアヤタ」川崎侑哉さん(PN:タイツ)


全八ページのファンタジー系漫画を描いた川崎さん。
今回展示されているシーンは、物語冒頭。
今後は続編を制作し、各種イベントでの発表を検討されているそうです。


浅井 未帆さん


常温でも溶け出してしまいそうなほど、
柔で繊細な瞳が印象的の少女たち。

タイトルから察するに、今回登場している少女たちは、
全員がティーンエイジャーのようである。
しかし、もうすぐ成人し、社会に出て、労働をするであろう年齢。
いつまでも、今ひたっているまどろみの中に居たいと、
だだをこねているみたい。
しかし、それは多くの人が持つであろう素直な感情であり、
決して恥ずべきものでもないと思う。
純度高く抽出された情景を見て、そうだよね、と頷くしかない。


最後にご紹介するのは「EAST:102」スペース
この部屋のテーマは「ギャルゲ」である。


「EAST:102」スペース

「革命ティンクル☆スター」佐藤 友英さん(PN:GBR)


美少女ゲームが好きだから、
自分でキャラクターデザインをして、
萌えるイラストを描いてみたい…
という純粋な思いで描いた作品です。

あとは作品タイトルをイメージにのせるだけで、
一つの作品が立ち上がってしまいそう。
好き、という気持ちの強さが表れている。

主人公はマネージャーとして入部するのだろうか、
それとも実は応援団的な部活動なのか。
膨らむ想像、その実、現時点では作家のみぞ知る。


「二人で海水浴」北浦 優也さん


ダイナマイトバディーってもう死語なんでしょうか。
この言葉を使うチャンスが今だと思うのです。

美少女が登場するアニメーションでは、
別名:サービス回とも呼ばれる水着会を実施するために、
季節を夏に設定することが多いとかなんとか。
複数人のキャラクター達の関係性が構築されたぐらい、
物語の半ばで訪れるであろう情景。
本作も同様に、目に優しく、心にも優しい。


アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科12期生
-アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科卒業制作展-
「第12回 えび展」
会期:2017.2.17 - 2017.2.19
EAST : 101a,101b,102 SPACE


<< 『第12回 えび展』の各ブログ記事 >>
Vol.1 (EAST : 101a,101b,102)コチラから
Vol.2 (EAST : 201,202,204)コチラから
Vol.3 (EAST : 301,302,303)コチラから