【多摩美術大学「よあさる」展】『超体験型YAGI WORLD』 八木 里望 [EAST 101-b]



『よあさる』
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業制作展
2017.1.24 - 2017.1.29

WEST/EASTほぼ全館規模で開催中の
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業制作展『よあさる』。
<上演><上映><展示>とそれぞれ会場が分かれており、
デザインフェスタギャラリーでは<展示>部門の作品を見ることができます!

こちらのブログではEAST 101-b 八木 里望さんの「超体験型YAGI WORLD」をご紹介します。


 展示スペースであるEAST館1階101-bでは、
シャッターが閉められ、明るさが押さえられ、空間は壁で区切られ、
様々なところから映像が飛び出し、映写され、
来場者は非日常的な刺激に襲われます。

タイトルにもなっている「超体験」とは何か。
それは会場でとにかく「体験」することからはじめるほかありません。


超体験のキーワードであると思われる「フィルター」と「振り」。
それはスペースで「映写」される「映像作品」とそれぞれ対応しているのかもしれません。
来場者は「フィルター」が生み出す隙間や反射、反転を自ら体験することで「振り」とは何かを感じ取るかもしれません。


「体験とは出来事を消化する行為」と作家の八木さんは説明しています。
超体験とはそうした体験を超えるもの。
映像作品にその消化を手助けする音声はなく、そのためスペースはしんとしていました。


 展示会場に設置されていたテキストのなかの「分かりにくいと思うとき、わたしとあなたを隔てているものはなんでしょうか」という箇所に、八木さんからの問いかけがすっと自分に差し出されたような感覚を覚えました。

ぜひ刺激的な超体験を!


<SPACE EAST 101-b>
shimada