『make my blood and flesh』 檜村サクラ



 『make my blood and flesh』
 檜村サクラ 
 WEST 1-G:2016.6.27 - 2016.6.30


油絵の具は私の皮膚にもっともよく馴染むメディウムです。
指で直に触って描いて、油絵の具が皮脂と混じって染み込んだキャンバスはまるで第2の皮膚のようです。今回その油絵の具で日用品に皮膚のドローイングを施し、全てを私の身体に馴染ませ、全てを私の身体の一部にしていく試みをしています。
「make my blood and flesh」私の身体を成せ。あなたの個としての存在に関わらず、
あなたは私の一部になるのです。
この暴力的なまでの愛こそ、最後の救済となるでしょう。

油絵具を使った絵画と、インスタレーション。
檜村サクラさんの個展の様子をご紹介します。


血と肉をつくるもの。
身体となり、心となり、自分となりうるもの。

“全てを私の身体に馴染ませ、全てを私の身体の一部にしていく”というコンセプトのとおり、
肌のなかに染み渡る、あたたかな血の色を思い起こさせる檜村さんの作品たち。

決して暴力的な印象では無く、どこかやさしさを湛えていて
どくどくと静かに脈打ちそうな生物の気配を感じます。







ロシア経済学の本、ファストフードの容れ物、真っ青な飴の包み。

作品の赤さに空間までもがほんのりと染められていて、
まるで身体の中に迷い込んだかのような、自分も血や肉の一部になったような、
そんな錯覚におちいります。

現在美大の予備校に通う檜村さん。
これから新たな知識や勉強を積み重ねて、どのような作品を生み出していくのか
今後もとても楽しみな作家さんです。

展示会は6/30(木)まで。
ぜひ、会場でご覧ください!


https://twitter.com/_29hymn


【出展スペース:WEST 1-G】


DF STAFF nakagawa