左野ナオイ,echo 『喪失点』
2016.3.25 - 2016.3.27
[WEST1-D]
インドで出会い、カレーで結ばれた左野ナオイさんとechoさん、
2人によるスパイシーな展示の様子をご紹介いたします。
―――もしもし、神様?
報われない僕は いまの穏やかな毎日に寄り添い
■■■を待つのです。
ひとつのスペースを二つに分けて、左側の壁にはechoさんの作品、右側の壁には左野ナオイさんの作品群が沢山飾られています。
その一部の作品をご紹介します。
左野ナオイ
【沖縄さん】佐野ナオイ
男の子の顔が、割れた鏡になっています。
鏡の向こう側には、何かを映っている。
何も理解できる、何も見透せるようです。
【もしもし、神様】佐野ナオイ
青い空と青い海。
少女の後ろ姿から少し淋しい雰囲気が感じられます。
左手に纏わられた赤い糸の先は、見えなく遠いところに届けているのかのよう。
もしもし、神様。
その糸で希望を届けるのかな。
【喪失点】佐野ナオイ
水彩のその透明感が良いですね。
白い紙に、少女のスカートに、赤いハンカチに、
薄くて薄くて、染みている。
日記や過去のものを全て振り返ってみる。
そのノスタルジックな気持ちが全てここに凝縮されています。
echo
【待ち合わせ】echo
憂欝な雰囲気が感じられる、青くて泡のような、抽象的な絵画作品。
【おばけ】echo
明るく優しい色合いで描かれている
5匹のお化けが並んでいます。
口も足も手もなく、真ん丸のお目がついています。
なんか可愛い~♪
家の中にある記憶にないモノや文章を集めて眺めるだけ。
今回はそれだけ、忘れないように。
子どもの頃に描いた絵と文章が沢山貼られています。
昔の記憶を喚起するように、
楽しいことも、悲しいことも、面白いことも、いろいろな思い出が湧いてくる。
展示は明日が最終日!是非ご来場くださいね♪
-出展者-
◎左野ナオイ
◎echo
【出展スペース:WEST1-D】
DFstaff jessie