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ハタチ展

チーム女子
『ハタチ展』
2016.3.23 - 2016.3.25
WEST 2-A

女子美術大学に通う7名による「ハタチ」に関する展示会のご紹介です。

- 参加メンバー -
安藤朱音・亀岡奈々・小林藍・重松芙史香・高木菜摘・毛利杏美・山岸柚香




二十歳というワードからみなさまは何を思い浮かべるでしょうか? 

時間が経てばおのずと二十歳になる瞬間はやってくる。
そのタイミングで生まれてくる作品というのは、確かに興味深いものがあります。



パッと作品を眺めたときに感じるものは二十歳になって「ハッピー!」というものではなく、むしろ、どちらかと言うとちょっと悩みや不安を抱えているようなモヤモヤした雰囲気を持つ作品が多い印象でした。

話を聞いてみると、「小さい頃に描いていた二十歳像」と、「実際の二十歳像」のギャップに、自分自身がこれでいいのだろうか…と思う、不安の吐露がちらほらと聞こえてきました。

逆に、大人って子供な部分を隠しているのかな。という、冷静な意見も。
頭ではわかっていても、やっぱり、実際に二十歳になって気付いたことは多かったようです。

誰もが通る道なのかもしれません…。


さて、それでは少量になりますが作品のご紹介です。
「大人」になってできること。増えますよね。

お酒を楽しめるようになったり、車で出かけたり。
「解禁」というタイトルが納得させてくれます。


こちらはご自身の二十歳の顔写真を描いたもの。
あえてちょっと気に入らない?顔を選んでいるのだとか。

人から見られている自分と、自分が思っている自分というのは違う。
写真でうまく写ったと思っている顔は、きっと普段のあなたの顔とは違うんでしょうね。


こちらはクレパスの中に横になってる女性。
初心にかえるという意味合いで、クレパス。
大人になって色々な画材を使うようになったけど、幼稚園児のときに一番最初に使ったが材はクレパスだったことを思い出して描いたのだそうです。


シンプルでいて力強い「ハタチ」の文字。

左は想像上のハタチ。
安定感があって、エネルギーに満ちている感じがします。
右は実際に体験しているハタチの感覚。
不安定で、エネルギーには満ちあふれていますが…という感じ。


展示会は本日(3/25)まで!
きっとあなたも共感が出来るはず。

【 今回の展示スペースは WEST 2-A です! 】


chida