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水菜18㎡ 『殺す』


水菜18㎡ 『殺す』
2016.3.11 - 2016.3.13
[WEST2-B,2-C]

明治大学美術研究会のメンバー5人による、
グループ展の様子をご紹介いたします。





2-B,2-Cのスペースがなんか面白いものを作っている。
搬入中の出展者の姿を撮らせて頂きました。
ドアに赤い糸で巻いてるようです。
どんな展示なのか覗いてみましょう♪



四苦八苦とはこれ如何に。哀も痛みもこれ如何に。

傷はどこでつくられた、恐れはなにから得られたか。

我らが手を差し伸べよう。そこで心構えをしておいで。

不和よ破壊よ、苦しみの御心は何に触れたろう。

あなたの影に喰らいつき、我らの心を潤すものか。

記憶を捨てて踏み入れろ。それは無用の同行者。

我らが五人、あなたの原理を弑する者なり。



今を生きる全ての人たちへ捧ぐ。

過去の延長としてでしか今を生きられない僕らが、

今と真っ直ぐに向き合うために


自分を「殺す」ほどに刹那的な芸術をおこなう。




トイレは不思議な空間になっています。


洗面所に「出口」のマーク。



猛犬に注意!!
便座は縄で縛られている。




締切の文字が血だらけの布に置かれていてる。

何かを終わらせる。
何かに追われる。


静々と頭の中に色んな想像が広がっています。





隅に血まみれの布が描かれています。
下に向くと、片方の足が布から出しています。
誰か布の後ろに立っているような、怖くて悲しい雰囲気が漂います。



鏡に映る少年。


【いつか見た世界】





2-Cのスペースは、電気を付けずに展示をしています。
スペースに入る前に用意された懐中電灯を持って真っ暗のスペースに入ってもらいます。
どんな角度でどんな物が見れるのか分からない。ドキドキしてしまいます。




手で隠している、
表情がよく見えない。
顔が血にまみれているような色合いに、恐怖を感じます。



青い蝶は不思議な世界に飛んでいく。




寒く、冷たく。
温度のない、暗い所。
死の雰囲気が漂う恐ろしく危険な、四角の洞穴。




化学の研究室のような、
小さな瓶の中にいろんな植物が入っています。
どんな物が発見できるか、是非懐中電灯を持って、
この未知の場所を探検してみてください。


-出展者-

千葉嵩大/やまざきたくま/谷直哉/佐竹結衣/高山栞季


【出展スペース:2-B, 2-C】
DFstaff jessie