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東邦大学写真部



 東邦大学写真部
『東邦大学写真部 学外展』

 EAST : 101 にて開催中です。






東邦大学写真部は、6月に学内での写真展を開催し、
その後に本展を迎えます。
そしてこの本展が、
新入部員の一年生にとっての初展示。

また、展示しているモノクロ写真の大半は、
部員が手焼きでプリントしているそうです。


「緑薫る」 大川 由貴


新緑、少しだけ湿気を帯びた空気。
その中を歩けば、服や肌も湿り気を帯びる。

同時に、緑という色は、
視覚を通じて、私達の嗅覚を刺激する。


「秋染め」 綿貫 怜


紅葉の季節、秋は夏と冬の隙間に、
縮こまって存在している。
本当にわずかな期間だと思う。
だから、その気配を感じ、見つけられたときには、
この上ない幸せに包まれる。

綿貫さんは見事に秋を見つけ、
捉えることが出来たようだ。


「スイミング大会表彰式」 桑原 葵


恐らく動物園、ガラス製の檻の中。
高低差のある足場が表彰台に見えたのだろう。
1位から3位までが写っている。

左側の二匹は同じ高さだと思いきや、
天を仰ぎ見る彼らの姿を見れば、
正確な順位は察することができる。


「夏 静岡」 伊藤 和真


先ほどご紹介した、大川さんの作品同様
緑に満ちた作品ではあるが、日差しが差し込む様からは、
より開放的な空気を感じ取ることができる。

いつの日か降った雨が溜まり、
川を流れ、昆虫や植物達が飛び回り、
健康的な夏の景色。


「right」 青木 花美


木々の間から漏れた光に照らされる様が
とても美しい一枚。
そこにカメラを向けて、写真を撮ろうとしたところ、
周囲のアクリルフレームに照り返しが起きてしまった。

が、撮影した写真を見返すと、
その姿もまた美しく見えた。

恐らく、この一枚は光と相性が良いのだ。
眩しいくらいが丁度良い。


「日本観光中」 瀬戸 滉平


無地のTシャツ、ジーンズ、バンダナ。
周囲に居るおじさん、おばさん、カタカナの看板。
彼の表情を見ずとも、ちぐはぐな印象はあって、
それがまぎれもなく「観光中」であることを示している。

ちょっとした戸惑いが表情に表れているようだ、
慣れない土地だもの。


「祭り」 水上 翔太


印画紙全面を覆う「祭り」の熱気。
到底おさめることなど出来ず。

かろうじて捉えることが出来たのは、
神輿の輪郭とそれを担ぐ男の背中。
しかし、一片だけだとしても、
活気付いた場の様子が見えてくる。


「向こう側」 矢澤 奈苗


京都を旅行した際に、似たような光景を見た。
縦と横に区切られた沢山の道の脇には、
向こう側が覗けないくらいの壁や塀があって、
ガイドブックを手にしても、不安で仕方が無かった。

矢澤さんが迷い込んだこの場所は、
道幅が狭く、かつ向こう側を想像させる余地が無く、
少々、怖くもある。



東邦大学写真部 『東邦大学写真部 学外展』
会期:2015.8.28 - 2015.8.30