入口のベールをかき分けて中に入ると、そこにはベビーピンクでまとめられた世界が広がっています。
優しくて柔らかなものが並んでいますが、なんだかどきどきするような空間なのです。
誰かのプライベートな領域にそっと入り込んだような気持ちになります。
Annabelleさんが表現するのは、心地のよいものや、はっとするような感覚。
配置や素材選び、とりわけ質感にもこだわっているのだそうです。
ピンクのキャプションや手書きの文字も、作品の欠かせない要素となっています。
素材はほとんど日本でそろえたもの。
どこかで見たことのある素材なのに、彼女が自分の声を代弁するものとして、完璧に使いこなしていることに驚きを覚えます。
部屋の隅にそっと置かれた小箱からは、秘密の匂いがします。
展示は残念ながら、今日のみとなります。
Annabelleさんの活動を、是非webでご覧下さい。
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■今回ご出展いただいたスペースはこちら
<WEST 1-A>
DF STAFF KOZUE