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誰もが懐かしさを感じる、そんな写真を [WEST 2-B 3/12-3/14]


日本大学文理学部写真研究会平成26年度卒業生の齋藤瑞生さんによる、
写真の展覧会が行われました。


大学から写真を始めたという齋藤さん、写真は全てフィルムで撮っています。

サークルでのグループ展は年3回程行っていたそうですが、今回卒業する4年がおひとり
ということで、図らずとも初個展となりました。

見た人が、行ったことがない場所であっても懐かしいと感じる作品を心掛けて
写真を撮り続けてきました。


今までは自分自身も馴染みの場所へ行き、懐かしさや愛着の感じられる作品を
撮ってきたそうですが、
卒業を期に自身の地元、それも本当に自分の生活する近辺の写真撮影に
取り組んだそうです。

その場所への親しみのこもった文章とともに展示されている作品からは、
生活感や知らないところであるけれども感じる懐かしさが漂っていました。




唯一、長年住んでも感じることのなかった場所、川の向こう側にある工場の写真も
収められています。

いつ見ても、やっぱり遠くの存在だな、と毎日思い続けた気持ち自体に懐かしさを
感じることもあるかもしれません。(写真中央下)




卒業し、なかなか写真へ割く時間もなくなるという彼女ですが、素敵な写真なので
いつかまたここで展示してくれることを願ってますよ!^^


DF STAFF ASUKA