日本、カナダ、それぞれの場所の写真を撮り、メッセージを添えて
交換する。心のこもった写真とメッセージで、現地へ行かずとも感じる
気持ちを共有する__。
日本とカナダ。
異なる場所と文化で生活する我々ですが、泣いたり、笑ったり、怒ったり、懐かしんだり。。。
基本的な感情は共通して存在するもの。
1枚の写真からその人物の人柄や性格が垣間見え、さらには自身の体験と重なる
時だってあるわけです。
それぞれの場所で撮った写真を交換して、展示することで、お互いの住む場所に
行ったことはなくても、親しみや楽しさを感じることができる
今回の展覧会はそんなリモートコミュニケーションのプロジェクトになります。
カナダ、モントリオールのサラ・ロビンソンさんが発起人となり、インスタグラムなどで写真を撮る
人々に呼びかけ多くの写真を集めていったのだそう。
展覧会では、展示だけでなくインタラクティブなプロジェクトが二つ行なわれています。
一つめは、展示写真から一枚を選び、心動かされたことや自分が似たような体験
をしたことについて書いたり、トークしたものを録音していくというもの。
これが「日常の物語」としてアーカイブされていきます。
二つめは来場者自身も自分の写真を追加することができ、用意されている白紙カードに
メッセージを描き込むことで、写真のエピソードをカナダの人々に伝えることができるのです。
このプロジェクトはモントリオールでも行われるので、ふとギャラリー訪れてこのプロジェクト
に参加した方の写真が、カナダの人に何か影響を与える可能性もあるのです。
そんな一期一会って素敵ですね!
遠く離れていても世界は繋がれる。それを具現化している展覧会といえるのでは
ないでしょうか。
作られており、数種類あります。
早速本に挟んでみました。
使うたびにローレルさんを思い出すというわけですね。
このような名刺なら覚えてもらえそう!
プロジェクトのオーガナイザー、ローレル・ハートさんと土屋祐子さん。
このプロジェクトは広島経済大学メディアビジネス学科の准教授である土屋さんの
研究の一環としても作用しており、学会などで発表する資料となるそうです!
プロジェクトの詳細は下記から確認でき、参加することも可能です!
世界の人と繋がれる国際的なプロジェクトに興味のある方はぜひチェックを!
DF STAFF ASUKA