東京デザイン専門学校 クリエイティブアート科2年生グループ展
WEST 1-F 3/20-3/22
まだ創設されて間もない、東京デザイン専門学校 クリエイティブアート科。
2期生となる2年生4名の個性あふれるグループ展のご紹介です!
『シャルドネ』
佐藤 千慧
柔らかな光の中で佇むのは、少年なのか、少女なのか。
男でも女でも、大人でも子供でもない、一瞬の美しさ。
見る人によって印象が変わる佐藤さんの作品。
女性と男性どちらがモデルになっても中性的な仕上がりにしていたそうですが、
学校で学んでいくうちに画力がつき、男女の特徴が自然と出てくるようになったそう。
次回は男女をしっかり描き分けた作品にも挑戦してみたいとのことでした。
こちらも佐藤さんの立体作品。
きめ細やかなつくりは、絵画作品と同様、繊細な美しさがあふれています。
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『メリーゴーランド』
雫 有沙
絵本の世界を意識したという、雫さんの作品。
グルーガンを使用した立体作品はぽこぽことした質感が可愛らしく、雫さんの描く
やさしい世界観にとても合っています。
ひとつひとつの作品に物語があるように感じられて、小さなテーマパークに来たよう。
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『食べられちゃいそうなかえる達』
丹羽 たまみ
小学生の頃から、かえるひとすじ。かえる作品以外は作らないという丹羽さん。
展示スペースを一目見るだけで、かえるへの底知れぬ愛情が伝わってきます。
(実物よりも自分で描くかえるの方が好みだそうです)
こちらはかえるになった丹羽さんを表現した『New 丹羽けろみちゃん』。
髪の毛は丹羽さん自身の髪(!)を使用。
けろみちゃんのために髪をのばして提供しているそうで、今はおそろいの髪型になっていました。(そしてこの子は2代目!)
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『瞬殺』
石黒 杏奈
動物をモチーフにした作品がならぶ、石黒さんのスペース。
特に目を引くのが針金で虎を表した『瞬殺』。
タイトルどおり、正面からみると一瞬にして噛み殺されてしまいそうな迫力です。
虎の目は石黒さん手作りの「クラック(ひび割れ)ビー玉」。フライパンで熱して冷水につけると中身だけヒビが入るそうです。
もちろん温度調節は難しく、割れてしまう事もあったとか。
今は“かっこいい動物”が好きだという石黒さん。木炭で描かれた虎と馬も立体に負けず
迫力ある作品となっています。
ウサギをモチーフにしたフィギュア作品は繊細でなめらかな作り。
緩急を楽しめる動物シリーズとなっています。
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1-Fは少し広めのスペースですが、それぞれ4面、みごとに空間を使い切っています。
課題と平行して展示の準備も進めてきた皆さん。熱意あふれる作品を今後も楽しみに
したいと思います!
明日は最終日、ぜひ足をお運びください!
DF STAFF nakagawa