2005年、路上生活の子どもたちに特化した芸術祭として、愛・地球博の際に立ち上げられた「ストリートチルドレン芸術祭」。
現在は東北や東京の大学生に引き継がれ、たくさんの学生さんが活動に関わっています。
3/12に当ギャラリーで行われた原画展は、活動10周年を記念したもの。
1日限定ということですでに終了してしまいましたが、東北の学生さんたちが届けてくれた世界中の子どもたちの絵をご紹介させていただきます。
■ストリートチルドレン芸術祭 -あなたがいてくれてよかった-
http://children-smile.com/
現地のNGO団体をとおして世界各国から10年間集められた絵は1,000枚以上。
今回はその中でも選りすぐりの作品が並びました。
色彩感覚や構図の取り方、感性の豊かさはもちろんですが、技術的にもかなり
レベルが高いことに驚かされました。
そして、絵とともにならぶのは、子ども達の現状の記録と、子ども達からのメッセージ。
厳しい環境の中で、家族のために働きながら勉強をする子。
人生を嘆き、助けを求める子。
自分を助けてくれた誰かのために、祈る子。
未来を考え、努力する子。
子ども達はどんな想いでこの絵を描いたのだろう?
描かれた絵と、子ども達の現状のギャップに驚かされる事もしばしばありました。
たくさんの人が、少しでもそんな想像しながら、この絵を見てくれる事を祈ります。
子ども達が描いた絵はカレンダーとして販売され、収益は現地NGO団体をとおして
寄付されます。
ホームページにて販売中ですので、ご興味のある方はぜひご参考ください。
http://children-smile.com/
DF STAFF nakagawa