こちらは石原さんの作品。
ゲームや漫画が好きだという石原さんは、油画の持つアカデミックな雰囲気に、ゲームのような自由な画面構成を取り入れるのが得意です。
息苦しさや不安定さを掻き立てるような独特の構図や背景のノイズから、一言では言い表せない様々な感情が伝わってきます。
様々な引き出しをもっていて、やりたいことがいっぱいあるので、今は実験を繰り返しているところなのでしょう。先が楽しみです。
https://twitter.com/10tdz8a
吉村綾平さんの作品です。
基礎や技術という揺るがない土台があって、その上で今何をやるのかを考えているところ、という印象を受けました。
緻密で奥行きや立体感があり、作品のサイズは大きくないものの物語やスケールの大きさを感じる作品。
「あくまでも版画という技法は一つの表現方法に他ならない。別の方法、例えば立体やインスタレーションを交えた方法なんかも面白そうだと思っている」とおしゃっていました。
「考え込まずにもっと手を動かして沢山描きたい」とか、「うまいと言われるより面白いと言わせたい」、「実は身近なことやニュースなどもモチーフに取り入れている」など、創作に関する意欲的な姿勢を感じる発言も多々ありました。
https://twitter.com/artR_Y全く作風は違うのですが、今後の作品が楽しみな二人です。
予備校が一緒だったことが今回の展示に繋がった訳ですが、今後も良い刺激を与え合い、ぐんぐん成長していって欲しいです!
DF STAFF KOZUE