2014.11.30
EAST 102
EAST 102 にて、1日限定で行われた写真展をご紹介します。
表題の通り、日本でははじめて外国大学の日本校として指定を受けたアメリカの総合大学の日本校であるテンプル大学の方々。
日本人のほか、スイス、南アフリカなど5か国の方々の写真作品が並びます。
様々な文化や価値観が飛び交っていることもあり、写真の捉え方も多様性に富んでいるように感じます。
ご覧の通り、展示方法も洒脱した雰囲気。
1枚1枚の大きさはさほどではありませんが、近くで見てみるとどの写真からも撮影者の熱意がダイレクトに伝わってきます。
展示作品全てを紹介したいところですが、特に気になった作品をご紹介します。
動物園の写真でしょうか。
白と黒の陰影が魅力的な1枚です。
紅葉が始まったばかりであろう木々を背景にした男性。
この雰囲気、いぶし銀です。
川辺に立つ男性。
紅葉の美しい渓流。
高級ブランド店の前で。
高層ビルの壁面。
こうして画面いっぱいに撮影すると何か絵画的な魅力を感じます。
抽象的な1枚。目を凝らすと、顔の拡大したものだということがわかります。
熱い眼差しを向ける女性。
その目線の先には何を見るのか。
車内から撮られたものと推測できる1枚。
この微妙なガラス面の写り込みがこの一瞬間の美しさに拍車をかけています。
見応えのある写真展示会でした。
定期的に展示会を行われているテンプル大学の方々ですが、いつもクオリティが高く毎度楽しみです。
ブログをご覧の皆様も今後行われるテンプル大学の展示会をお見逃しなく!
chida