「ふわ」と「もこ」の擬音が、
作品の中と会場レイアウトに表れていました。
東京都市大学美術部による合同展
『ふわもこ!展』
EAST : 101-Bにて開催
「ふわもこ!」
それはとても柔らかい展示テーマ。
この寒い季節にぴったりであります。
暖かくするという行為は、冬を思わせるのですね。
写真右手側の絵画は田村 和也さんの作品「Snow man」
描かれた作品の外側に、
もこっとした雲を配置したのは
岸田 淳之介さんの水彩画「邂逅」
仲野 智さんの水彩画「旅」では、
たんぽぽの綿毛がモチーフとして扱われており、
ふわりと風に飛ぶ様子と山の景色が描かれています。
展示作品はなにも絵画だけではありません。
こんなに可愛らしい立体作品もございます。
こちらは中村哲也さんの作品「ひつじん」
わたの上に沈み、寝そべるひつじは、
大変暖かそうだ。
ん、あれ、もしかして、ご自身のわたなのかな?
最後のご紹介する作品は羊毛フェルト作品。
木村 美沙紀さん「むぎゅっ」
円形のケースの中に「むぎゅっ」と詰め込まれた
フェルト製のあざらし達。
壁に顔が押し付けられている様が愛らしい。
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日に日に寒さが強まる中、
ほっこりと暖かくなるような展示会でした。
東京都市大学美術部 『ふわもこ!展』
会期:2014.12.20 - 2014.12.21