前田健介さんの個展を開催中です。
キャンバスジ―クレーという技法で制作された作品。展示名「FACE」、男女2名の絵画を展示しています。
人物の顔は限られた色彩で細やかなタッチで描かれています。
もう一人の男性像。こちらも無数のタッチによって描かれています。
離れて作品を観賞すると人物として捉えることができますが、近くで見ると一体何が描かれているのかがわかりません。
物体の捉え方が対象物との距離により異なることを知覚できる作品です。
物体が存在することとは何かを問われる展示です。
是非展示室内にて直接ご覧下さい。
DFG 上園