『COLOR』Yuta / 『刹那』Masaki[WESTアートポケット:2014/2/14〜2/16迄]

Yuta(写真右)さんとMasaki(写真左)さんによる写真展をアートポケットにて開催中です。
学生時代からの友人同士、Yutaさんにカメラを勧められ、撮影を始めたMasakiさん。
お二人揃って初めての展示です。

お二人の作品は対照的です。写真左手側Masakiさんの作品テーマは『刹那』被写体は人物が中心でモノクロの作品です。対して右手側Yuta さんのテーマは「COLOR」風景を被写体として鮮やかな色彩で表現しています。

Yuta さんは、人工的な風景と自然の風景を撮影しデジタル加工を加えプリントしています。人が作り出した色彩と自然の中に存在する色彩の対比。どちらも撮影後にデジタル加工をしているためか日常の風景が非日常に感じられます。

 上段からロックフェラーセンターで撮影した写真、空港の募金箱、ブルックリンの橋といった旅先で撮影した作品達。自然の風景と同様に人工的な色にも惹かれるYutaさん。
心象風景のようにも捉えられます。
撮影をする中で、自然な色は少なくなっていると感じています。夜景(人工的な風景)がきれいな瞬間にも目が行くけれど、元々ある自然の色彩にも目を向けて行きたいそうです。

 こちらはMasakiさんの作品。都市の人物達が被写体です。

上京し都市に出てきて感激したスクランブル交差点。
しかし都市に出てくる人はおしゃれな格好をしてはいるが実際は日常に様々な事を抱えていて華やかな雰囲気は幻想にすぎないと感じたそうです。

その都市にいる路上で生活をされている人にも興味を持ち被写体としています。
まるでその人の人生が全てあぶり出されているような作品です。

Masakiさんは今後も都市の混沌とした表情を捉えていきたいそうです。
今回の展示を通して写体との心理的な距離がそのまま画面に投影される事を通じて発見したそうです
人間の感情は嬉しい、悲しい、など感情が多重層的になっていて割り切る事ができない。 グレーなものをグレーなままで受け止め被写体の混沌とした表情を引き出していきたいそうです。
  
今回初めてお二人で展示されるにあたり、事前にスペースで展示計画を念入りにされていました。
WEST外観からも作品が見えるよう効果的に空間を使っています。
今後もどのような作品が観られるのか楽しみです。

DFG 上園