WEST 1-D KIDs
グラフィックデザイナー3名による展示会です。
イラスト、グラフィック、立体など展示内容はそれぞれの色を打ち出していますが
グループとしての色はひとつにまとまっているようです。
簡単にではありますが、ご紹介させて頂きます。
まずトップの画像にもある巨大デジタルグラフィティ。
渡辺充敏さんの作品です。
方南町を活性化させるべく、色々な活動を行っているんだそうです。
そうして、地域との交流を深め、人との繋がりを持つというのがひとつ大きな意義なのだといいます。
こちらはHiro & yuki さんによるイラストレーション。
縦2メートル弱程はあるでしょうか。
普段のお仕事でもイラストを描くことがあるため、
鈍らないように定期的に描いているのだそうです…。
じっくりと見させてもらったのですが、普段からデザインのお仕事をされているためか
一切の無駄がありません。引き算のイラストレーション。
“SAI”
冥土にいく途中の河原
KIDSが石を積む
石を積んでいると
鬼が来て壊してしまう。
際限の無い無駄な努力のたとえとしても
使われている賽の河原という言葉。
まるでシーシュポス神話みたい。
そんなKIDSの為にsaiの河原
2013年キル キッズ キスクラブは
積まなくてもいいSAIの河原の石“SAI”を作りました。
ペーパーウェイトとして、
コシカケとして、
健康グッズとして、
オブジェっぽいモノとして、
“SAI”はあなたの生活の無駄を
少しだけ増やしたり減らしたりする
道具として登場しました。
こちらがその“SAI”
重厚な作りに見えますが、実は段ボール(!)で作られているのだそう。
これは確かにオブジェとしての存在感も確か。
素晴らしい作品が並ぶ展示会でした。
今後の活動からも目が離せません。
--- chida ---