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早稲田大学絵画会3男有志「幾望展」[EAST:203 9/9-9/11]


早稲田大学絵画会3年生4名による展示をご紹介します。中からベートーヴェンのピアノソナタ「月光」が聞こえてきます。






 ベートーヴェンピアノソナタ第14番月光第1楽章に触発された遊佐さん。遊佐さんんのコンセプトに共感した仲間が集まりました。展示空間の演出がとてもユニークです。レースを壁紙に見立て、照明にはブルーライトや蝋燭のような間接照明を使用している為、一歩中に入ると、まるで月光に照らされたかのような別世界が広がっています。





こちらは合作、月を4名で描いています。絵にはそれぞれの色や空間が出ています。





こちらは伊藤さんの作品、レンブラントのように一方向から光が当たった空間に魅力を感じて描いているそうです。

これまで一度も展示をしたことがなかったという皆さん。3年生の活動は12月迄だった為、
初めての展示に挑戦されたそうです。1年生の頃は写真をモチーフにして絵を描いていましたが、描き続けるうちに自分の好きなモチーフや描きたい空間が定まってきたそうです。
制作し続ける事で掴みかけたもの。その実感を今後も大切にして頂きたいと感じました。
静寂に身を置き、月光の世界をご堪能下さい。

DFスタッフ 上園