301はモノクロ、302はカラー写真が展示されています。
部員は30名ほどとのことですが、作品点数も多いです。またパネル加工や額裝、キャプションの統一などもされていて、部の伝統や結束を感じました。現像や額の用意はそれぞれがしているそうです。(現像はモノクロは部室、カラーはほとんどが業者。額は自前か部室にあったもの。)
キャプションにタイトル、コメントがしっかり書かれているものが多く、撮影者の感動のポイントが伝わってきました。
「末路」
「下りると、」
金沢で撮影された写真だそうです。神社脇の小さな階段で、下りると昔ながらの住宅街なのだとか。下りた先にある風景を想像してしまいますね。
「とまれみよ」というサインが目立つこの写真のタイトルは、「ゆっくりいこう」。
黒と白というタイトルで撮られた二点のポートレイトです。
部の活動として、二回の学外展、学内展、夏の合宿、小規模な写真散歩(旅行)などがあるそうです。工業大ということもあり、カメラ好きも多いとか!(ニコン派が多いらしい。)
302、カラー写真のみのスペースです。
こちらは今年の合宿先、伊豆で撮影したもの。いかにも伊豆というものではなく、空き瓶を人に例えた「海辺の二人」というタイトルの写真です。並んだ空き瓶、打ち寄せる波、右端にちらりと見えるのは砂の山。
「こころ」
こちらも合宿先の写真。散歩中にみつけたもの。インパクト大な看板です。
こちらは、iphoneで撮られた写真。この展示会場では逆に新鮮に映ります。「敢えて出しました」という気合いも感じる作品。
購入した古いアルバムの中に、自分の写真も貼付けたフォトブック。
冊子形式の作品もありました。
キャプションを二点紹介します。タイトルや文章が綺麗で、写真だけではなく注目して欲しいと思ったので紹介させて頂きました。
しっかり書かれたキャプションが目に留まりましたが、そうした中で敢えて説明をしないというスタンスのものも印象的でした。
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DF STAFF KOZUE
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Design Festa Gallery 原宿
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