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ナナシロ 『Specimens of JK』 [1-A:8/24-8/26]

ナナシロさんの個展です。


 「はじまりのチャイムが鳴りました」
そんな言葉から始まっています。

入学式。
学校の背景の上に、女子高生やその小物が虫ピンで刺さっています。
そして、教室などを背景として、「私の外側にもセカイはありました」という台詞が登場していきます。私のセカイ、私の外のセカイ、その先のそれぞれのセカイ・・・。初めはポジティブに捉えていたセカイが、だんだんと壊れ始めて行きます。

「もしもし、私は今どこにいますか?」
集団の中に居たはずが、自分一人の枠の中に閉じこもる女子高生たち。

そして、その殻はさらに強化されていきます。
「セカイはもろくも崩れ去ったのです」

 その次には、多くの女子高生たちとその小物、そして虫ピンが並んでいます。

 その上には桜の木の幹。
「桜に花を咲かせてください。女子高生を卒業させてあげてください。」

本日は最終日、多くの来場者さんによって、桜が満開でした。


ナナシロさんのポリシーに「展示だけで終わらせずにWeb上でも展開していく」というものがあるそうです。
気になった方は、是非ナナシロさんのblogをどうぞ。今後blogにて告知が行われるそうです。展示そのものだけでは終わらない、Specimens of JKの更なるセカイを覗いてみませんか?
http://lovely-palinode.blogspot.jp/


DF STAFF KOZUE