TOKYO GEROS COLLECTION´15



主催:小説家 百壁ネロさん
本展のコンセプト文から紹介致しましょう。

【トーキョーゲロズコレクション!東京のゲロのトレンドがここにある!!】

「街で見かけても普段は顔をしかめて避けるだけ。確かに汚い。確かにくさい。
でもそれは、あなたと同じ人間の体から生み出されたものなのに!
そんな『ゲロ』という存在・現象に大きく注目した写真展です。」


さぁ、そのトレンドとやらを覗いてみましょう....。
勇気を出して『 READ MORE 』をクリック!!






ようこそ、いらっしゃいました。
ここからは、日本国の首都である「東京都」に産み落とされた、
数々のゲロ(吐瀉物)をご紹介させて頂きます。

まず先に申し上げるならば、
それは遊びの範疇におさまるものではなく、
確かな熱量をもって撮影されたモノであるということ。

そしてゲロは私たち生命と密接な関係にあるということ。
この想いはコンセプト文にもしっかり綴られています。


「街で見かけても普段は顔をしかめて避けるだけ。確かに汚い。確かにくさい。
でもそれは、あなたと同じ人間の体から生み出されたものなのに!」


前口上もそこそこに、本展の主役をご紹介させて頂きます。


2015/9/5 高円寺、早朝4時50分。
麺が織り成す軌跡の乱反射。


一発目から強烈なインパクトを放つ一枚をご紹介、しちゃいました。
敷き詰められたタイルの上に広げられたゲロ。
「私は直前にこんなものを食べて胃を満たしていたのよ」
と語りかけられるようだ。

戦隊モノのTV番組では、赤が主人公、黄色はカレー好きみたいな設定あるじゃないですか。
この光景から、彼(ゲロ)のキャラクター性を見出してみたり。
それは、彼(ゲロ)から私達への「はじめまして」


2015年9月5日 高円寺、早朝5時30分、その末路。
知らない人も多いかと思いますが、
平和の象徴である彼の主食はゲロです。


私が一番好きな写真、と告白の文章を綴っている最中、
私の心はドキドキしっぱなしです。
「知らない人も〜」の文章は作家の言葉ですが、
ちょっと信じそうになる自分がいました。
だって、ゲロの成分の大半は食べ物のはずなのだから。
胃液まみれになって、見た目と味にアレなエッセンスが加わろうと、
最初は「食べ物」と呼ばれ、見なされていたはずだから。


2015/9/5 荻窪、深夜2時30分。
これが2015年の最高傑作。


これまではゲロの内容物を語りましたが、
最高傑作と謳われる本作の魅力はなんといっても、
圧倒的なまでの生々しさである。
プリント越しであろうと、触れたら、付着しそう。

左側は逆光ということもあり、ちょっと神々しくさえある。
その光は、生の証。


「公式!!フォトブック」


と、ここまで展示作品を一部ご紹介させて頂きましたが、
これらのゲロ写真は上記冊子「TOKYO GEROS COLLECTION」をはじめ、
「総天然色ゲロ図鑑」「総天然色ゲロ図鑑2」にも収録されています。
※会場にてご購入頂けます。




ほーら、どんどんゲロの見方が変わってくる。

続いてご紹介致しますのは「ゲロT」3種御座います。
ゲロを着て、歩く。
一瞬、その言葉かっこいい!なんて思ったけど、
酔いつぶれた誰かを介護している最中に、
Tシャツに吐かれてしまった自分の姿も同時に想像してしまいました。

裏原宿にぴったりのデザインじゃありませんか。

他にもステッカーやポストカード、粘度、ゲロがプリントされた紙皿など、
豊富なグッズを展開する様子からも、その熱量を感じ取って頂けるのではないかと。

そして、ポストカードは、どんな奴に渡せば適切なのか。




お次、会場の出入り口近辺に立てかけられた「ご来場アンケート」
とある項目が大変興味深い。

5.年間どのぐらいの頻度でゲロを吐きますか。
□吐いたことない □1〜2回 □3回〜5回 □わりと無限に

最後のチェックボックスだけ飛び抜けている。

改めて自分とゲロ(吐瀉物)との関係性を考えたとき、
私は □1〜2回 でした。

今回ご紹介したゲロは、食事又はアルコール摂取が引き金で、
産み落とされたのではないか?と推察しますが、
体調が優れないときにも、吐いてしまうこと、あるはずです。

匂いも形も嫌悪感を抱いてしまいやすい対象ではありますが、
たまにはもっとフランクにゲロを感じてみても良いと思うのです。
何度も申し上げますが、だって、それくらい身近な存在。
私達の胃の中におさまっていて、さっき食べたご飯が、
もしかしたら次の瞬間、ゲロに変わってしれません。

ふと来場されたお客様は作品を見た瞬間すんごい笑顔になって、
「おい、お前も見に来いよ!」なんてご友人の方をスペースに
引き込んでいる姿も見かけたくらいの大人気!

ふざけ半分でも、興味津々でも、なんでも良い。
目の前に飾られたゲロから今日の日本のあり方を考えても良い。


そして最後にコンセプト文からこの言葉を抜粋します。


写真なら雑菌の心配もなく衛生的!写真ならにおいもしないから辛くない!
どうぞじっくり作品に顔を近づけて、普段は見られないゲロの細部を心ゆくまでご堪能ください。


百壁ネロ 『TOKYO GEROS COLLECTION´15』
会期:2015.10.23 - 2015.10.25

(ぱんだ)