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沮洳の地


WEST 2-E 芋虫組 “ 沮洳の地 ”

少年を愛する4人組によるイラストの展示です。
退廃的な雰囲気を醸しつつも、
ところどころポップな印象も持ち合わせています。

それぞれの個性が強く打ち出されていますが、
全体で見ると不思議と調和の取れた展示内容となっております。






まず入って正面に見えるのは小さな四角い枠の中の描かれた沢山の絵。
よく見ると一枠毎に平仮名が書かれている。

使用されている色は白、黒、そして赤の3色。


実はこれ、カルタになっているんです。
先程の絵のひらがなも、よく見ると五十音順になっています。


三つ目の妖怪に抱き寄せられ、舌が顎のあたりを這っています。
しかし、眉目秀麗な少年は嫌な素振りは見せていないようです。

どういった意味があるのか。
どのような境遇にあるのか。

細く神経質なタッチも相まって、この独特な世界が出来上がっています。



少し作風が変わって、アニメーション寄りの作品。
デフォルメ加減がなんとも絶妙です。
髪の流れ方が美しい。


小さな作品でまとめられていますが、
よく描き込まれているため見応えあります。


モノクロの・・・セーラー服を来た女子高生ですね。
光の加減など、オシャレな雰囲気です。

一際目立つ黄色い背景のイラスト。
いたずら心溢れるもの多数。


芋虫組のHPもぜひチェックしてみて下さい。

展示期間は6/8まで。
是非ご覧下さい。


--- けんや ---