バナーエリア

このブログを検索

東京都市大学美術部 『童話展』 [101-b:3/25-3/27]

現在部員は1、2年を合わせた二十数人。週に一度部会があり、テーマはたくさんの案の中から、多数決で決められるそうです。

今回のタイトルは『童話展』。それぞれの作品のテーマが童話であることはもちろん、スペースの装飾もそれを意識した構成になっています!



 ツタの絡まる壁の間には、赤い靴の少女。

透ける布の向こうには、半立体作品として『北風と太陽』の寓話が再現されています。


こちらはオリジナルの童話『朝と夜』


『導入』
みにくいあひるの子の導入ですね。インパクトのある作品に囲まれて、一見目立たないんですが、よくみるとパステルで描かれた白鳥の子のほさほさ具合、ぽつっと端に佇む様子に非凡さを感じます。

「サイズ合う額があったから入れてみました、麻ひもがフレームにかかっちゃってるけどまあいいか」という本人の声が聞こえてきそうな展示方法がもったいないやら、逆にそこにも好感が持てるような・・・。個人的にはどうせなら目立って、多くの人に足を止めてもらいたい作品。

偶然なんでしょうけど、この『導入』というタイトルの作品の横に『end』と題された作品が展示されていたのが面白かったです。

半紙にのびる墨が心地よい作品。しかしタイトルは『長靴の履き方』。履き、方・・・?

こちらはお菓子の家。よく見るとクッキーが一枚だけ"EAT ME"になってる!「もしかしたら作品が増えるかも」とのことだったので、部分だけ紹介させて頂きました。

是非原宿のメルヒェンなアートの世界で遊んで行って下さい!

DF STAFF KOZUE