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indoor 『つれづれ展』

indoor 『つれづれ展』

2021.2.19  -  2021.2.21

[ WEST 2-A ]

同大学のメンバーによるメディアアートの展示会が開催されました。映像や立体で表現された作品が多く並び、鑑賞後は物事の考え方が変わる展示です。展示作品の一部をご紹介致します。


メディアアートという共通点がありますが、表現の形は各作家さんによって様々です。作品の視覚的要素に加えて、多様なデジタル技術を体験できる展示です。

各作家さんの作品を簡単ではありますがご紹介!


石渡遥也『高度情報塊』

情報過多になった現代社会に対する問いかけを表現された作品。QRコード(≒情報)が重なることで読み取れなくなり、情報の多さによって引き起こす混乱を表しているかのようです。

井上絵梨奈『足りない』

自粛生活の中で溜まるストレスや欲望を表現された作品。現在の社会で変化したこと、失われたものを映像化されています。

尾崎周平『病荒のジレンマ』

ヤマアラシのジレンマとコロナウイルスの感染を重ねて視覚化させた作品。他者に近づくと相手を傷つけてしまう様が似ています。

志村翔太『つれづれ(2020-2021)』

自粛期間で気分転換できない中、心象風景をVRで体験できる作品。中の世界は、古い建造物や仏陀、魚が居たりと不思議な空間が広がっていました。

高村慶太『音鳴り地蔵』

蓄音機の前で手を合わせるとレコードが回り出すという癒しを感じる作品。お地蔵さんは手彫りで作られており温かみを感じます。

佐藤勉『What we can do for SDGs』

SDGsを身近に感じることができ、行動を起こすきっかけ作りにもなる作品。Twitterに投稿された内容が反映され、企業や個人がどんな取り組みをされているのか知ることができます。

石井万友奈『境界線』

正面に立つと1000枚の画像と記号で自分が写し出されます。この装置を用いて、私たちと外部の繋がりについて繊細な光によって表現されています。


各作品の解説は、作品前のQRコードから読み込むことができるようになっています。作家さんも在廊しているので、詳しい解説もお話ししていただけますよ。


<スペース詳細はこちら>

[ WEST 2-A ]


staff:Chi