東京造形大学和田ゼミ
『アニメーション展2015オノマトペ事典』
2.12-2.14 at EAST 201
東京造形大学の和田先生ゼミの学生によるアニメーション作品の展示が行われました。
総勢14名の学生さんがテーマに沿った短編アニメ+オリジナル作品を出展しています。
こちらはテーマ作品のワンシーン。
以下、先生によるごあいさつ文より抜粋致します。
東京造形大学和田敏克ゼミナール3期生たちによる、和田ゼミ初めての展示となります。
2期までは演習的な制作しか行っていませんでしたが、3期生はまとまりを持ったメンバーが多く集まり、自らの意思で実制作と、ゼミ展開催を決断してくれました。テーマ「オノマトペ事典」も彼らの発案に寄るものです。
ドタバタ、ガンガン、シーン・・・、など、アニメーションにもぴったりなオノマトペを、各々どう表現しているのか、ゆっくりとご覧いただけたら幸いです。
冒頭の写真は今回の映像展示プログラム。
プログラムAとBともに前半がテーマ作品『オノマトペ事典』、後半がオリジナル作品という構成となっております。
『キラキラ』というオノマトペをアニメーションで表現した林田響平さんの作品。
言葉の印象通り、キラキラとした可愛らしい女の子と映像のテイストです。
しかし、女の子の眼前にいるリスはこのあと・・・
リスの辿った運命はご想像にお任せします。
その他、それぞれがまったく違うアプローチで数々のオノマトペをアニメ映像で表現しています。
こちら鈴木麻里恵さんの作品は『デザインあ』のよう。
内藤大介さんの作品。
さてこちらはどんなオノマトペを表現しているでしょう?
ヒントは平成狸合戦、です。
オリジナル作品はどれもがハイクオリティー。
映像の質のみならず、ストーリーもかなりのものです。
飯島奈々さんの『わらしくん』からのワンシーン。
子どもにしか見えない『わらしくん』との交流と、
大人になって幼少期を振り返る時に憶える感傷を優しく表現しています。
今回が初めての展示ということでしたが、
それを感じさせない自信作ばかりで舌を巻きました。
次、またその次にはどんな作品を生み出すのか。
楽しみな展示となりました。
【出展スペース:EAST 201】
DF STAFF isaka