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企画展名:『朱-scarlet-展』-あかてん-開催日時:2023.2.19(日)〜3.18(土)4週間
開催会場:デザインフェスタギャラリー原宿 EASTアートピース(全18スペース)
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朱(しゅ、あけ、あか)
色名のひとつで、帯黄赤色。
朱色(しゅいろ、しゅしょく、しゅういろ)は色の一つ。朱肉のような、やや黄を帯びた赤色について呼ばれる。JIS慣用色名では「あざやかな黄みの赤」(略号 vv-YR)と定義している。日本の伝統色名である。単に朱(しゅ)ともいう。暖色のひとつ。
「朱」のイメージといえば何があるでしょう。
滾る「情熱」、燃え盛る「炎」、噴出する「怒り」のような激しい勢いもあれば
空を静寂に染める「夕焼け」や冬空の下の「灯火」のように落ち着いた温かみ、
唇を彩る魅惑の「口紅」や大自然の衣替えとも言える「紅葉」のように心をときめかせることも。
そのような様々なイメージを表現する手段として、言葉はあまりにも物足りない。
この「朱展」ではその物足りなさを掻き消してしまう、自由な「朱」の表現方法を持つアーティストが集いました。
このブログでは『朱-scarlet-展』に出展する18組の作家から[14]〜[19]の作家の作品をご紹介いたします。
[14]みしゃむーそ
[15]Kayoko furuuchi
[16]田島浩司
[17]七味田
[18]晴化
[19]六花
展示レポート Part1(E-1〜E-6)はコチラ
展示レポート Part2(E-7〜E-12)はコチラ
[14]みしゃむーそ
モデルやパフォーマー、役者さんとしてもマルチに活動中のみしゃぬーそさん。
そんな彼女のセルフポートレート作品を展示してくださいました!
なんといっても赤が似合う!!!!
ちょっとお茶目で、可愛らしい魅力に溢れた彼女の表情。
引き込まれます〜!!!
[15]Kayoko furuuchi
一見糸のようにも見えるこちらのアクセサリー。
触ってみると結構しっかりしていて、ちょっと硬め。
この素材は一体なのなんのか!それは塩化ビニルというプラスチックの一種だそう。
立体感がしっかり出ていて、ツヤがあってかわいい。
朱色なので少し和のような雰囲気もあり、着物などの和装に合わせてもマッチしそう。
いろんなお洋服にアクセントとしてつけたらとってもおしゃれさんになれそうですね!
[16]田島浩司
「春の風」と題されたこちらの作品。
どこか儚い印象の少女と華やかな背景。
額縁の中には立体的なお花も入っており、立体と平面が作り出すハーモニーのよう。
優しい雰囲気に包まれたこちらの作品、情熱や炎などの強い赤の印象とはまた一味違った、温かい淡い赤の魅力を感じられました。
[17]七味田
一度聞いたら忘れられないインパクトのあるお名前「七味田食品街」
架空の商店街だそうで、どんなものが売っているのでしょうか。覗いてみましょう!
赤色のモチーフやフリンジはちょっと中華風な印象を受けました。
どんなお洋服にもワンポイント、アクセントとしてつけたらとっても気分が上がりそうです!
[18]晴化
朱展をとおして、朱という色からなにを連想するのか改めて考えましたが、こちらの作家晴化さんが連想したものは「命の連鎖」
「コットンパフが血管のように見えた。」というストーリーから生まれたというこちらの作品。
コットンの優しい素材からは血管の生々しさではなく、体温のような温かさ、ぬくもりを感じました。
これから続いていく命とでも言っているかのように下に伸びる赤い細胞・血管。なんだか心奪われる作品でした。
[19]六花
写真を通して自分の世界を表現する六花さん。
毒々しくも見える赤い世界に、気になる言葉の数々。
奇抜でありながら洗練されている部分も感じられ、彼女の頭の中を開放しているように見えました。
スペースいっぱいに広がった真っ赤に染められた写真たち、かなりインパクトがあり圧巻です。
展示レポート Part1(E-1〜E-6)はコチラ
展示レポート Part2(E-7〜E-12)はコチラ