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企画展名:『朱-scarlet-展』-あかてん-開催日時:2023.2.19(日)〜3.18(土)4週間
開催会場:デザインフェスタギャラリー原宿 EASTアートピース(全18スペース)
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朱(しゅ、あけ、あか)
色名のひとつで、帯黄赤色。
朱色(しゅいろ、しゅしょく、しゅういろ)は色の一つ。朱肉のような、やや黄を帯びた赤色について呼ばれる。JIS慣用色名では「あざやかな黄みの赤」(略号 vv-YR)と定義している。日本の伝統色名である。単に朱(しゅ)ともいう。暖色のひとつ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「朱」のイメージといえば何があるでしょう。
滾る「情熱」、燃え盛る「炎」、噴出する「怒り」のような激しい勢いもあれば
空を静寂に染める「夕焼け」や冬空の下の「灯火」のように落ち着いた温かみ、
唇を彩る魅惑の「口紅」や大自然の衣替えとも言える「紅葉」のように心をときめかせることも。
そのような様々なイメージを表現する手段として、言葉はあまりにも物足りない。
この「朱展」ではその物足りなさを掻き消してしまう、自由な「朱」の表現方法を持つアーティストが集いました。
このブログでは『朱-scarlet-展』に出展する18組の作家から[1]〜[6]の作家の作品をご紹介いたします。
[1]比斗悠
[2]みほちゃん
[3]椿屋さくら
[4]漆
[5]草壁冬紀
[6]Amanozyaku Lab.
展示レポート Part2(E-7〜E-12)はコチラ
展示レポート Part3(E-14〜E-19)はコチラ
[1]比斗悠
昔から赤を使って絵を描くことが好きな比斗悠(ひとはるか)さんのコーナーです。今回の朱展にときめきを感じて出展されたそうです。とてもぴったりですね。作品は体の中の血管と対峙する女の子です。何処か憂いているような表情が伺えます。
[2]みほちゃん
こちらフェルトの作品は見た人になにかを連想させるような作品ですね。
血管のなかの組織、老廃物に見えました。赤はヘモグロビン、ピンクは赤血球、黄色はリンパなどなど。実際には何色をしているんでしょうね。
[3]椿屋さくら
こちらは椿屋さくらさんのセルフポートレイトです。枠内いっぱいに飾っていただきました。
見ている側がキュンとする表情で、みなさんをお迎えしてくれていますね!
[4]漆
漆さんの作品は濃くはっきりと表現されている部分と淡く儚いような部分が見受けられます。流れるような動きのある線と滲みの表現がとても繊細的で、思わず細部まで楽しみたくなります。
[5]草壁冬紀
こちらは草壁冬紀さんによる太宰治の肖像画を油彩で描いたものです。
草壁さんはほかにも様々な偉人や文化人の油彩画を描いており、SNSで観ることができますので是非ご覧になってみてください。
[6]Amanozyaku Lab.
こちらは天邪鬼ラボさんによる「You are here」新宿の地図看板にある「現在位置」だけをたくさん集めて地図にプロットした作品です。本当の自分の現在地がわからなくなるような、知りたくなるような不思議な感覚に陥ります。