SKY-M2 『SKY-M2第2回写真展『Colors』』
2021.9.18 - 2021.9.20
[EAST 202]
今年の5月にも同スペースで写真展が開催された、写真グループのSKY-M2。
第2回目となる今回は、各カメラマンがそれぞれある1色をテーマに作品を展示。色をテーマとした4名のカメラマンによるポートレート写真をお楽しみください。
BUCHI
BUCHIさんはオレンジ色をテーマに撮影。華やかなオレンジ色にパッと気持ちが明るくなります。
オレンジ色のワンピース、髪飾りのリボン、サンダル。色を統一したファッションで、街中でも目を引く存在。青空に映える綺麗な色です。
昼と夜では色の印象もガラリと変わり、オレンジに光るランプを抱える姿に温かさとほんのり切なさも感じます。
https://twitter.com/buchibuchi09221
yoshid@
黒をテーマに、モデルannさんを撮影。
妖艶でダークな世界観が広がります。
レースや仮面などで顔を完全に見せてはいないのに、黒で引き立てた肌や赤リップについ目を奪われ、その輪郭にドキッとします。
背景、衣装、小物も全て統一され、ミステリアスな印象も。
誰もが心の中に持っている「もう一つの自分」を黒という色を使って撮ったという作品。
モデルannさんの、もうひとつの彼女を堪能出来ます。
鯨野世太郎
ブルーをテーマに、モデル尾形一華さんを撮影。
光に照らされて花の青色がはっきりと映し出されていたり、
モノクロ写真のように黒に近い、深い青色に染まったり。
「ブルー」という色を絞っていてもその色の幅広さを写真で表現されています。
初夏の風を感じるような、柔らかくて爽やかな作品。
麦わら帽子に巻かれたブルーのリボンが、清い印象を与えているようでもあります。
R.Matsu
色はあれど無彩の世界をベースに、モデルさんの表現に重ねたというR.Matsuさんの作品。
白といえば、純粋で汚れのないイメージを持つ方も多いでしょう。
綺麗で純白な天使…かと思えば、微かに闇がかかったような雰囲気に包まれているよう。
何色にでも染まる白色だからこそ、作品に持つ印象も見る人によって大きく違ってくるのかもしれません。
白の背景、白のワンピース。
「白」というテーマがダイレクトに伝わり、潔さが感じられます。
モデルさんの影が地面に溶け込んでいくようで、清々しさの中に儚さも混ざった印象を受けます。
展示は9/20(月)まで。
出展者情報
https://twitter.com/SKY_M2_
staff Hiyori